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第1節 FE名古屋vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ GAME1

皆様ご無沙汰しております!
帽子が本体の人、ことロックです。

異常なほど暑い夏を乗り越え、漸くバスケのシーズンがやってきましたね。
今年の夏は命の危機を感じるほどの暑さで、「私は無事に新シーズンを迎えられるのだろうか…?」などと不安に思っておりましたがなんとか生きながらえることが出来ました😇

8月の公開練習、9月に入ってからは愛知セントラルカップ、韓国強豪のKCCイーグルス戦を経て、今季初の公式戦となった天皇杯2次ラウンドでは劇的勝利で初の3次ラウンドへ勝ち上がり。

愛知カップやKCC戦では「仕上がり途上」といった感じで正直に言ってチームの出来には不安を抱いていましたが、天皇杯ではFEらしく躍動してくれました。
負けたら終わりの一発勝負の天皇杯において本番モードの各チームを相手に「勝利」という結果を残せたことはレギュラーシーズン開幕に向けて弾みをつけることとなりました。

「新チームもなかなか楽しめそう」が天皇杯で得た実感でしたね。

大逆転勝利した天皇杯2次ラウンドvs.三河の最終スコア

そして本日がシーズン開幕戦となったわけですが、相手は『名古屋ダービー』の相手でもある中地区を代表する雄・名古屋ダイヤモンドドルフィンズです💎🐬

ドルフィンズは昨季の西地区王者。
日本代表の須田侑太郎やフィリピン代表のレイ・パークスJr.などがチームを離れましたが、その代わりとして琉球から日本代表の今村佳太、茨城からは絶対的エースであったルーク・メイなどを獲得。
チーム力は中地区でも屈指であり、『名将』ショーン・デニスHCの采配も併せて非常に厄介な相手です。

そんなドルフィンズを相手に我らがFE名古屋がどういった試合を見せてくれたのか?
早速振り返っていきたいと思います。

今季1本目のロックの雑感、ティップオフ🏀


#ざっくりと昨季閉幕~天皇杯まで状況

昨季は33勝27敗でB1中地区5位(全体11位)と過去最高成績を更新するも目標とするCS出場には僅かに届かず、嬉しさと悔しさが同居する結果となりました。
また平均入場者数も2026年からのBプレミア参入に必要である平均3000人に届かない2730人とこちらも苦杯をなめる結果となりました。

新たなシーズン、まずは「CS進出」という大目標を達成することがマストとなり、その為にはFE intensityをより強固なモノとしていくことが必須となることは誰の目から見ても確かでした。

となってくると人の出入りも激しくなってくるもの。

エースの「JJ」ことジェレミー・ジョーンズと「必殺仕事人」相馬卓也の退団、帰化ビッグマンであるエヴァンス・ルークの島根移籍を筆頭に根來新之助(→香川)、川嶋隼人(→京都)、満尾竜次(→香川)、鍵冨太雅(→青森)と昨季の躍進を支えてくれたメンバーの約半数がチームを離れることとなりました。

バスケは他スポーツと比べて人の出入りが激しい競技なので覚悟はしていますが、毎年オフには心がキュッとなりますね😱

去る者がいれば来る者がいるのも世の常。

並里成(群馬→)、アイザック・バッツ(越谷→)、内尾聡理(千葉J→)、神田壮一郎(福岡→)、保岡龍斗(秋田→)、ジャスティン・ハーパー(越谷→)、曾祥鈞(台湾→)、山崎凛(滋賀→)と名より実を取るようなFEらしい補強を展開。

本来はマシュー・マイヤー(米Gリーグ→)という新進気鋭のフォワードを獲得していたのですが、コンディション不良により9月13日をもって契約解除。
その直後に昨季越谷のB1昇格に大きく貢献したハーパーの電撃加入が発表。

このドタバタ劇から「果たして大丈夫なのか…?」と思われたFE Familyも多かったことでしょう。
ええ、私もそうです←

そんなオフの補強の中でも最もインパクトを与えてくれたのは「ファンタジスタ」の異名を持つ並里成の加入でした。


琉球や群馬などで主力ガードとして活躍。
ファンタジックなプレーと強烈なキャプテンシーでチームを引っ張れる選手として、Bリーグファンで彼のことを知らない者はいないほどのスタープレイヤー。

そんな彼が活躍の場所としてFE名古屋を選んでくれたことに驚いた方も多いことでしょう。

■コメント

今シーズン、ファイティングイーグルス名古屋の一員としてプレーさせていただく事になりました。
このチームで皆さんと一緒に戦える事に凄くワクワクしてます!!
これまでの学びえた経験を活かして、チームが上のレベルに到達できるようコート内外で自分の全てを捧げるつもりです。
ファンの皆さまに会えることをとても楽しみにしていますので、是非会場で声をかけてください!!

FE名古屋 公式ホームページより

実に頼もしいコメントですねえ☺

チームの顔を務めるキャプテンの笹山貴哉、経験豊富なバッツなどと共にチームを引っ張る活躍を期待してやみません。

天皇杯2次ラウンド@魚津のvs.シーホース三河では最後の最後にとんでもないブザービーターを決めてチームを勝利に導き、早くもFEブースターたちの心を鷲掴みにしてくれました😍
(天皇杯のYouTube見ると成のアレの後にすげーリアクションしてる帽子の人を見られます←)

愛知カップでは連敗して4位に終わりましたが、vs.KCCイーグルス→天皇杯2次ラウンドと尻上がりに調子を上げてきましたね。

有識者たちの開幕前順位予想は相変わらずドアマット扱いですが、シーズン終わった時に見返せるようにFE Family全員で頑張りましょう😤

#試合全体雑感

試合前にキャプテン・笹山貴哉の欠場が発表。 天皇杯などでは気迫溢れるプレーを見せてくれており、古巣対戦ともなるこのゲームを欠場するのは断腸の思いだったことでしょう。

そんな不安材料からスタートした開幕戦。
ジャンプボールはショーン・オマラが勝利してFEが先攻。

ジャスティン・ハーパーのスリー(失敗)→オマラのリバウンド→保岡龍斗のスリー(失敗)→オマラのリバウンド→最後はオマラが自分でねじ込んでFE先制!

僅か32秒で2本もオフェンスリバウンド取ってくれたショーン…今季も間違いなくインサイドの大黒柱ですな。

コレに対してDはルーク・メイやアイザイア・マーフィーを中心に攻め込んでくるものの、上手くいかず。
FEが着実に加点していくのに対して1Q残り8:11にメイのスリーが決まるまで沈黙します。

その後は少し点の取り合いになるものの、FEは佐土原遼が2本連続でスリーを決めて14-7とスタートダッシュに成功…したのですが、佐土原は直後にこの日2つめのターンオーバー。

積極的にいった結果のミスなので攻められるべきではありませんが、流れ的には若干怪しいところ。

Dはこの好機を逃さず、スコット・エサトンのドライビングレイアップなどで14-11まで一気に詰め寄ってきますが、この追撃を振り払ったのは昨季まで悩みに悩んでいた『天才シューター』こと杉本天昇。

1Q残り4:15、オマラからのアシストを受けて放ったスリーは綺麗な放物線を描いて成功。
今季の浮上には天昇の力が絶対に必要ですので、開幕戦から良い状態なのは心強いです。
天昇は1Q残り41秒で2本目のスリーも沈めるなど活躍。

28-18と望外なリードを奪って立ち上がりを終えます。

2Qも立ち上がりからFEペース。
Dのエースガードである齋藤拓実から天昇がスティール!
直後のフローターは落とすものの、ハーパーのリバウンド→天昇が切り込んで30-18。

天昇はこの直後にもディフェンスリバウンドを確保し→またしてもハーパーを経由し→最後は保岡がスリーを決め切って33-18!

ここでデニスHCの堪忍袋の緒が切れてDはタイムアウト。
敵側から見ていてもここまでのDは攻守両面に安定感を欠き、「らしくない」展開でしたのでベンチがそこを修正したいのは明白でした。

果たしてタイムアウト明け…いきなりターンオーバーをやらかしてしまうD。
それだけFEのプレッシャーがキツいという裏返しでもあります。

逆にFEは2Q残り7:33、オマラが勇猛果敢に突っ込んでバスケットカウントエンドワン!(FTは失敗😅)

その後は一進一退の攻防が展開されますが、FEは中村浩陸のフック、内尾聡理のフローターなどで順調に加点。
2Q終了間際に浩陸のターンオーバーからメイにフローターを沈められたものの、43-30とリードを拡大して前半終了。

このリードを多いと見るか、少ないと見るか。

Dはタレントとオフェンス力に優れたチームであり、殴り合いに持ち込まれたら正直勝ち目は薄い…という見立てでしたので、立て直してくるであろう後半は全く別物のゲームとなる予感しかしていませんでした😇

ハーフタイムにはFE名古屋が誇るアリーナグルメ、清須和菓子工房うめざわさんのどら焼きでブレイク。

秋の味覚、梨の入ったどら焼き🍐

うめさんの作る和菓子はFE名古屋に欠かせないものであり、今季も味わえることに感謝です。(明日は栗バターどら焼き買います🙋)

そんなこんなで後半突入。

後半立ち上がりはお互いにバタバタ…Dはメイが、FEはオマラがターンオーバー。
齋藤がフローターでこの日初の得点をあげてDが先手を主張。
もう既に嫌な予感がします。

メイ、エサトン、齋藤を中心としてゴリゴリ攻め込んでくるD。
FEの攻撃失敗やターンオーバーなどが重なり、みるみるうちに縮まる点差。

3Q残り7:15、メイにスティールからファストブレイクを許して46-39と詰められたところで、FEベンチがタイムアウト要求。

締め直したのかと思いきや、直後に佐土原がこの日5個目のターンオーバー。
相手も齋藤がバッドパスで付き合ってくれたものの、胃が痛い展開です()

なんとか立て直してオマラのバスカン、内尾のスリー、並里のフローターと畳み掛けて57-42まで開いたところでDがタイムアウト要求。

このタイムアウト明け後は均衡した展開となり、Dにジリジリと詰め寄られますが、3Q終了間際に浩陸のブザービータースリーが飛び出して65-53!

昨季は怪我や不調に苦しんだ浩陸ですが、今季は積極性と自慢の闘志が戻り、並里らとのシナジーが期待できますね🐏

残り10分、逃げ切りを図るわけですが、Dはそんなに甘くありません。

リバウンドを拾いまくってサードチャンスから
中東泰斗のスリー、中東からのアシストを受けたエサトンのスリーとビッグプレーを連発して65-59と1桁点差になったところでFEが後半2回目のタイムアウト。

フランチャイズプレイヤーである中東が言葉でも背中でもチームを牽引している姿には元赤名古屋民としてはちょっとグッときます🙂‍↕

そんなことを考えたのがいけなかったのか、4Q残り7:12には中東と並ぶDの看板選手である張本天傑にスリーを沈められて65-62…胃が痛い以外に言葉がありません()

更に追い打ちをかけるようにオマラのターンオーバー(トラベリング)→メイに切り崩されて65-64…「コイツはヤベーぞ、胃がもたない😇」となったのですが、この窮地を打開してくれたのは俺達のファンタジスタ#3。

4Q残り5:29、インサイドで頑張ってくれたアイザック・バッツのアシストからスリーを沈めてアリーナは狂喜乱舞!

更に4Q残り4:44にはオマラが突進してバスケットカウント!
FTも成功して、71-64と息を吹き返します。

完全にDへ行ったと思われた流れを力尽くで取り戻せたのにはチームとしての進歩を感じますね。

この後はお互いに我慢比べの展開となりますが、ディフェンスのチームであるFEには我慢比べは願ったり叶ったり。
相手にも得点こそ許すものの、粘り強く得点を積み重ねていくと、4Q残り1:33。

中東の執拗なチェックをモノともせずにハーパーが放ったスリー。
ゴールに突き刺さると共にレフェリーが笛でFジェスチャー…バスケットカウントエンドワン!!!
ハーパーの手からボールが離れて一瞬の静寂からの大熱狂…This is 『FEver🔥』!!!

ハーパーは落着いてワンスローも沈めて4点プレー完遂、79-67。
勝負を決めたのは間違いなくこのプレー、でみんな文句ありませんよね?笑

この後は2点取られたものの、FEが上手く時間を使い切って勝負あり。

ホームでの開幕戦を79-69で見事に勝ち切りました!

1Qに作れたリードが活きる展開となり、後半は修正してきたDの攻撃陣に攻略されかけたものの、苦しい時間帯を耐え抜いての勝利✌

ダービーを先勝出来たこと、何より開幕戦から良いスタートを切れたことは今後の長いシーズンを考えると上々な結果だと思います。

しかし明日のGAME2は相手も絶対に修正してきますし、西地区王者である名古屋Dはそう簡単に勝たせてくれるチームではありません。
今日は今日として喜び、明日はまた挑戦者として強者に挑みましょう📣

まあそれはそれとして…勝ったどーーー!!!

最終スコア

#個人雑感

並里 7.5👑
言葉でも背中でも引っ張れる選手
要所での判断力と決定力は流石の一言

バッツ 6.5
PTこそ短時間ではあったが、キャプテンシーを発揮してチームを鼓舞し続けた

佐土原 6.5
14PTSは流石もTO6は大反省、明日は修正を!

天昇 7.0
6THマンとして躍動
スリー、カットイン、アシスト、守備と八面六臂の活躍

浩陸 6.5
不調期は完全に脱し、「らしい」プレーが随所に光った

神田 ー
この展開ではまだ出しにくいか?

内尾 7.0
決して派手ではないのだが、流れを変えるプレーを連発してくれた

保岡 6.0
本人も語っていたが今日は不発、明日に期待

ハーパー 7.0
高い攻撃センスで相手を翻弄、4点プレーには痺れた

オマラ 7.5🔥
もう一人のMVP
攻守共に存在感を発揮してWWの活躍

JACK 6.5
怪我明けの復帰戦であったが、Bリーグ初得点を決めるなど順調に回復

山崎 ー
PTこそ得られなかったがベンチからよく声を出しており、今後のキーマンとして期待

笹山 ー
欠場は辛かっただろうけど、まずは体調を整えてくださいな

アーロン ー
戻ってくるまでは全員でカバーするよ…待ってるからね!

泰三 7.5
開幕戦からダービー、前季西地区王者を相手に見事な手綱捌きでした👏

名古屋D MIP
中東 7.0
劣勢にあってもチームを引っ張り続ける胆力
フランチャイズプレイヤーとして彼のような選手がいるのは羨ましいです

明日もお互いに怪我なく、良い試合を期待したいですね🦅🐬

#GAME2に向けて

開幕戦を見事に勝利で飾ったFE名古屋。
新加入組も更新組もそれぞれに見せ場があり、なかなか良いスタートではあったと思います。

しかしよくコーチ泰三が言っているように「2試合80分を通してFE intensityを貫けるか、日々成長出来ているか」がとても重要なのです。

相手は西地区王者の名古屋D。
明日は牙を剥いてくること必至…少しでも慢心があれば呑み込まれます。

明日の40分間、また心に熱く刻まれるような試合をしてくれることを信じています。


また、ホーム開幕戦ということで沢山のお知り合いの皆さんからご挨拶を頂戴しました。
ホームでもアウェイでも共に声を枯らしましょうね📣

そして新しい出会いも随時お待ちしておりますので暇そうな帽子がいたらお気軽にお声がけください←

皆々様、今季もよろしくお願い申し上げますm(_ _)m


開幕戦勝利というハッピーな結果を良い形で繋いでいく為に、明日もみんなで後押ししましょう!
現地組の皆様、明日もよろしくです📣
バス生組の皆様、盛大なファイアーをお願いします🔥(稲永は電波よわよわなので…🙄)

勝って次週を迎える為に、FE Family一丸で!

それでは次回noteで。アディオス👍

SKYHIGH🦅

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