第35節 FE名古屋vs京都ハンナリーズ GAME1
漸く桜の季節が終わったばかり、まだ春なのに夏日とかどうなってるのよ…と思う2024春終盤。
BリーグもB2以下はレギュラーシーズンが終了。
B1リーグも残り2節となってしまいましたね。
FE名古屋はサブのホームである稲永スポーツセンターに京都ハンナリーズを迎えての一戦です。
この第35節がホーム最終戦となります。
昨年の今頃を思い返すとなんとか残留争いは回避出来たものの内容の悪い敗戦が続いてドンヨリとした気分で枇杷島に向かっていましたね()
それと比べると今年はまだこの時期でも上位争いに顔を出し、一部有識者の方たちから「上位・CS争いの台風の目」とまで評されるようになったのは大きな進歩です。
FE名古屋は30勝26敗の中地区5位(全体12位)と真ん中より上のポジション、まだ2位もワイルドカードも可能性があるという上り調子。
中地区2位三河と3ゲーム差、CSワイルドカード②の広島とも3ゲーム差。
蜘蛛の糸のように細い可能性ですが、可能性がある限りチャレンジするのが「FE Intensity」です。
残り4試合全勝がCSへの最低条件ではありますが、前節ではアウェイで横浜BCを破っておりチームの雰囲気はかなり良いです。
対する京都ハンナリーズは16勝40敗の西地区8位(全体21位)で来季B1残留を確定させている状況。
「魔境」と称されるB1西地区で苦闘してはいるものの、大敗は少なく勝敗数を文字通りに受け取ってはいけない相手です。
日本人でも上位クラスのスコアラー・岡田侑大を擁し、チャールズ・ジャクソン、ケビン・ジョーンズ、マシュー・ライト、シェック・ディアロとバランスの良い強力な外国籍カルテットが在籍しており彼らを波に乗せることだけは絶対に避けねばなりません。
ただ今節は正PGの水野幹太を筆頭に澁田怜音、ラシード・ファラーズの欠場がリリースされており、苦しい台所事情のようです。
ホーム最終節ということもあり、チームからもリリースが…FE girlsのうち4人のメンバーの卒業が発表されました。
キャプテンとしてチームを引っ張ったSakura🍒
苦しい時も笑顔でチームを救い続けたAkane👻
アクロバットな動きで盛り上げたNarumi🌈
ルーキーながら先輩たちに負けずに頑張ったYuina🦙
チアさんたちもオーディションを経て契約しているアスリート・戦士であり、新天地に進んでいくことは寂しくはありますが、喜ばしいことでもあります。
特にSakuraとAkaneは入れ替わりの多いFE名古屋・FE girlsにあって3シーズンも共に闘ってくれた我々の「戦友」です。
いつでもチームの勝利を願って笑顔で素晴らしいパフォーマンスをしてくれた彼女たちの門出を祝う為にも絶対に負けられない2連戦とも言えます。
しかしそんな大事な試合でいきなりやらかしました…
アホです、アホがここにいます()
前の鞄が汚れてヤツれてきたからと新しいのを入手して荷物を詰め替えたはず…なのによりによって1番現地調達出来ないブツを忘れました😇
20年近いスポーツ現地観戦でユニフォーム忘れたのはたぶん初めてです。
みなさんも家を出る前には忘れ物をしていないかの確認をしっかりしましょう←
試合前からまあ他にも起きたんですが、取り敢えず目の前の勝利を信じて応援ですよ📣
予想以上の激戦となった試合を振り返ります。
#試合全体雑感
ジャンプボールはジャクソンが勝利し京都が先手もファーストポゼッションはジャクソンのアタックが失敗、佐土原がリバウド確保してヘンリーのスリーでFEが先制。
いつもヌルッとした入り方をするFEですが、綺麗な形で先行出来たのは良かった…のですが、この日はどうも守備がハマりません。
京都のスコアラー陣が強力というのもありますが、それにしても取ったり取られたりでハイペースで推移していくスコア。
そしてジャクソンなどとの接触でイライラするオマラを早々に下げて1Q残り5:04でJJを投入。
ここら辺の判断の早さは良いですね。
オマラは最近イライラし過ぎてテクニカルやアンスポすることも増えているので。
すると早速JJがスリー、更にルーク、佐土原、ヘンリーと3本も連続してスリーが成功。
「今季のFEはスリーが入らない」というデータはなんだったんや、というくらいのタッチの良さです。
JJがセカンドチャンスを拾って23-13と突き放したところで京都が堪らずタイムアウト。
ここから捲りを決めにくる京都は好調なライトにボールを集めだします。
外のシュートを中心にジリジリ迫ってくる京都。
2Q残り9:00、当たり強くいったオマラのオフェンスファールでターンオーバーすると青木龍史のスリーが突き刺さり、27-28と逆転を許します。
更にディアロに落ち着いて沈められたところでFEタイムアウト。
素人目にも見ても失点の仕方が良くない上に京都のシュートタッチも好調。
修正する為にもやむを得ないタイムアウトですね。
しかし流れは京都。
リバウンド、スティール等FEのお株を奪うような守備でファストブレイク、セカンドチャンスGETなどやられたい放題。
2Q残り4:20、岡田のこの日3本目のアシストからジャクソンのインサイドが決まり30-43と走られたタイミングでFEは前半2回目のタイムアウト。
漸くエンジンが掛かったのか少しずつ追い上げを開始。
外国籍+ルークのマークがキツい為、佐土原と川嶋が中心となって反撃開始。
今季大ブレイクの佐土原はスコアラーとしての期待も大きいですが、川嶋はこういう劣勢でも落ち着いて組み立ててくれるので本当に有難いです。
京都も必死の抵抗を見せますが、2Q終了間際に佐土原がツースローGET。
2本ともに落ち着いて沈め、45-49と詰めて前半終了。
ハーフタイムを終え、後半。
京都は変わらず強いプレッシャーでまたしてもジリジリ開く点差。
FEが悪いというより京都が良いといったところ。
FEのやりたいことを京都が先回りして実行することで京都にとっての危険な芽を摘まれています。
特にオマラはマークが厳しく、イライラしたりでらしくないターンオーバーをしたりで狙われている感が半端ない。
こうなると後半も早々にオマラを下げてJJへチェンジ…するのですが、京都がシュートを落とさない。
走られてはいませんが点差は詰まらず拡がる方向。
3Qの終わりがけには16点差まで拡大。
胃がキリキリする試合ですねえ()
「CS出場の夢がここで潰えてしまうのか」…絶望的な雰囲気がFE側にのしかかりますが、ここで闇を振り払ったのはルークと佐土原。
ルークは攻守でハッスル。
ヘンリーと共に攻撃の中核として、またインサイドではオマラの替りとして奮戦。
佐土原はハッスルプレーで痛めてヒヤッとする場面も、それがチームの闘志に火をつけることに。
FEの猛反撃に京都も怯んだのかそこまでの鋭さが影を潜めます。
ターンオーバーやタフショットでのオフェンス失敗など流れを手放す形に。
4Q残り8:09、ルークのオフェンスリバウンドからヘンリーが渾身のスリー!
74-78と詰め寄って京都にタイムアウトを消費させることに成功。
それでも喰らいついて離さないFE。
4Q残り6:59、キャプテン・笹山貴哉の「天使のフローター」で遂に京都を捉えます。
アリーナは狂喜乱舞…ミラクルイーグルスですねえ🦅
これにエース・JJが追随。
これまでやられていた京都のエース・岡田からスティール→速攻を決めて80-78と逆転!
その後も守備からのバスケを貫くFE。
笹山のリバウンド確保は心に炎がつくような熱さでした。
一時下がっていた佐土原も戦列復帰し、勢いは更に加速。
京都もライトの連続得点などで肉薄し同点までは持ち込むものの最後はヘンリーがオフェンスリバウンドから魂で決め切り、ライトのスリーのリバウンドも取り切って勝負あり。
89-87でFE名古屋が京都を捲り差しで劇的勝利!
都合3連勝となり、CS戦線に首の皮一枚で踏みとどまる結果となりました。
対する京都は悔しい逆転負け。
一時は大量リードを築いていただけにダメージの大きい敗戦となりました。
中地区2位三河も勝利した為、FEに対してアドバンテージのある三河を上回る可能性が無くなり地区3位以下が確定しました。
残り3試合でワイルドカード争いへ回ることとなります。
その争いも非常に厳しいものですが、可能性がある限りチャレンジして欲しいです。
みんなで頑張ろう!
#個人雑感
ルーク 6.5
前半は低調も勝負どころで流石の活躍
根來 ー
出場は無くとも大きな戦力
佐土原 7.0
アクシデントを乗り越え気迫のプレー
天昇 6.0
躊躇わず撃とう!
ヘンリー 7.5👑
トリプルダブル未遂、再び
川嶋 6.5
厳しい中でもチームを牽引
満尾 ー
いいところまでは来ている…はず
笹山 6.5
主将の仕事を果たす
JJ 7.5🔥
攻守両面でチームを支えた
鍵冨 ー
こういう試合で出番を得たい
オマラ 6.0
気持ちはわかるけどイライラは抑えよう
川辺 7.0
難しい試合を乗り越えさせた👏
浩陸&相馬 ー
戻ってくる日を待ってるよ!
長いシーズン色々とありましたが、最後までみんなで挑みましょう!
#GAME2に向けて
難しいことは何も言いません。
試合ももう70分後です←
勝とう!勝って最終節の富山へ!
そしてCSへ行こう!
俺らは常に挑戦者🦅
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