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毎日note#75(2021/04/25)ギタリスト。ライブの衣装。


普段ライブで使用する衣装はこんな感じのものが多いです。

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※写真は2019年当時撮影

多少の主張はあるけれど、基本は全体的に落ち着いた雰囲気のものを選ぶことが多い。



そんな衣装の中すこし変わったデザインのものがこちら。

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去年の2月にライブで使った衣装。

たまには派手なのも使っておくかと、気まぐれで用意したものです。


普通、衣装は本番になって初めて着用するものなのですが、この衣装はリバーシブルのジャケットになっていて、裏返したら真っ黒なウィンドブレーカー風になるものでした。そのためライブの日は、移動時間とリハーサルはひっくり返した黒で着ておき、本番で元にもどせばいいだけなので楽だなと思っていました。

ところがいざ本番を迎えて着替えようとなったとき、着ていたはずの衣装がなくなっていることに気づきました。暑くて途中で脱いだのでしょうが、どこに置いたのかまったく記憶になくて。

ライブハウスで演者の私物がなくなるというのは、ちょっと物騒な話になってきます。それに、僕がその場で一番の若手ならまだ良かったのですが、後輩もたくさんいるような現場だったのでより一層不穏な空気が流れたわけです。混乱させては悪いから黙っていようかとも思いましたが、衣装がなくてはライブにならないので仕方なく皆に声をかけて、探してもらうことに。

案の定、楽屋は大騒ぎです。ジュンペイさんの衣装がないぞ、と。しかも新品らしいぞ、と。出番直前の後輩まで捜索を手伝ってくれて、申し訳なさを感じつつ自分も探していたのですが、ある後輩が「ジュンペイさん、ありました!」と。見つけてくれました。

どこにあったのか聞くとその子は恥ずかしそうに、椅子にかけてあってジャケットに気づかず、自分の尻に敷いていたのだと言いました。

大騒ぎさせたあげく、衣装と認識すらされていない「新品の」ジャケットが、後輩に踏んづけられていて、で、デザインがこれですよ。いい歳こいて。

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顔から火が出るほど恥ずかしかったです。

※その後、捜索に関わってくれた後輩たちにはビールやらなにやらご馳走しました。


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ジュンペイ







おまけ

インディーズ時代に一度だけ着用したあかのセットアップに黒いハットという衣装がありますが、これはある意味、最も攻めた衣装だったと記憶しています。

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割と、ギターの色に合わせることが多いですね。Gretschの黒いロックジェットをメインで使っていた時は、衣装も基本的には真っ黒でした。

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なんでこんな、浮かない顔してるのかは覚えていませんが。どうせ、コード間違えたとかソロをとちったとか、そんなところでしょう。笑



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