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弦が太けりゃ音まで太い?(2021/05/07)毎日note#87


よく言われること。太い弦を張ると太い音が出る。
結論から言うとそれは迷信です

そもそも音が「太い」とはどういう意味なのか、人によって定義が違う。
そりゃそうですよね、音は目に見えないのだから、それを視覚的な「太い」とか「細い」という風に表現するのであれば感覚的にならざるを得ない。

感覚的である以上は人によってばらつきが生まれるので、客観的に言うことはできません。



一般的には太い弦のほうが指にあたる表面積が大きいため、グリップ力があり弾きやすいです。
そのかわり張力が強いので硬く感じるというデメリットもあり、慣れていないとチョーキングやら難しいです。

逆に細い弦は、指にあたる表面積が小さいため弾きにくく、中級者~上級者向けかもしれません。
張力が弱いのでチョーキング等がしやすいほか、高振動に寄りやすい傾向がありブライトな音色になります。



で、ジュンペイさんのこだわりは、、、

特にこだわりなはくて弦なんて別になんでもいいです。

まぁ、強いて言えばRyogaには細めを張っているくらい。それ以外は普通の弦を普通に張っています。



弦は消耗品なので、自分の使いやすいものをひとつ見つけて、こまめに張り替えるのが良いと思います。
結局、太い音=存在感がある音ということが言えると思うので、存在感のある演奏をするためには自分が弾きやすいセットアップになっていることが最も重要なのです


ちなみに、一時期は弦にものすごくこだわっていて、市販されていないカスタムゲージ(オーダーメイドで作ってもらった太さ)を愛用するというこだわりようでしたが。。。

そういう金の使い方をすると、もったいなくて頻繁に交換できないし、思いがけず現場で弦が切れたりしたときにすぐ交換ができず大変困ります。

ギタリストの仕事はギターを弾くことであって弦にこだわることじゃないですからね。


そんな経験がいくつかあったので、結局市販品でベストなパフォーマンスを出来ることが大事なんじゃないかと思い当たり、今に至ります。

ちなみにお気に入りは
SIT、アーニーボール、ダダリオあたり。

エリクサーは高いので使ってません。笑




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