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ひなっけんさん「届け!」~記事からフェス 応募作品~


副反応でヘロヘロになっていました。現在は耐え切れずに飲んだ市販薬のおかげで回復中(2021/10/11現在)。

何日かnoteの更新を飛ばしまして、その影響もあり、「記事からフェス」「曲から記事」応募作品の紹介記事が滞っており申し訳ありません。

ひとつひとつ拝聴・拝読しております。順番にアップしていきますので、お待ちいただければ幸いです。




さて、今日は「記事からフェス」の応募作品を紹介します!

今回はひなっけんさんの「届け!」

もともとご自身の企画として展開されていた「 #うたセカ 」にて、作詞ひなっけんさん・作曲PJさん・ボーカル星崎歩さん・イラストじゃむさんのコラボで制作されたとのこと。

こうした経緯を踏まえると、この曲の根源にあたる部分は自然と「#うたセカ」企画コンセプトにつながるものと思われます。


企画詳細のなかでひなっけんさんは次のように仰っていました。

「歌を通して、コロナ禍で暗い世の中を明るくしよう、夢見る人に何かを伝えよう」という#うたセカ企画 をはじめました。 

企画のきっかけとしては、私の推しである日向坂46の小坂菜緒さんが休業発表していて、何かしたいなと思っていたところ、10円チーズフォンデュという方が、「しし(加藤史帆)の全部が大好きだ」という自作ソングを出していて、これは面白いと思ったのが1つ、もう1つは最近低調で推移している事が多いとされる音楽番組復活のヒントを得たいなと思ったからです。

こうした想いのもと「届け!」という歌詞を書かれたことを考えると一本筋が通っている感じがするし、ストレートな応援ソングとして心に響きます。

その中でも「弱さ」をフィーチャーしていることが特に印象に残りました。応援ソングというと底抜けに明るかったりポジティヴの押し売りみたいなところあるけど、ひなっけんさんの歌詞はそうではなくダークな部分にもきちんと焦点を当てていらっしゃいます。

ねぇ 答えてよ 誰か 教えてよ
私の正しい 夢の歩み方を
未来は味方だ 大人は言うけれど
簡単に 生きられやしないんだ
届けよう 伝えよう
思えば思うほど 
何故だろう? 涙が溢れてくる
ねぇ 疲れたよ 誰か 支えてよ
私が生きてる 意味を感じさせて
元気になれるの そんな言葉だけじゃ
本当に 届いてるか不安だ


この歌詞に対し作曲を担当されたのがPJさん。「記事からフェス」企画では様々な方とコラボして作品を応募してくださっています。もうレギュラーみたいなもんです。いつも盛り上げていただき、ありがとうございます!

シリアスな歌詞と対照的にメジャー調の明るいメロディがグッときますね。アイドルソングということも大きいと思いますが、こういう歌詞でマイナーな暗い曲調だと本当に重たい感じになるので、その辺はさすがだと思いました。


そんなメロディが星崎さんの声とばっちりマッチングしていて素敵でした。パワフルに歌いぬくというよりもそっとリスナーに寄り添うような可愛らしい星崎さんの歌声がうまくメロディと調和していてファンタジーな雰囲気を感じますが、ところどころでシリアスな内容を含む歌詞にハッとさせられる、そんな素晴らしい曲でした。


じゃむさんのイラストも力強くなにかを主張するというよりは、迷う主人公の心や現実の厳しさを感じるようなテイストになっていてとても印象深いものです。制作の経緯を知らずに動画を拝見した時には気が付かなかったけれど、コラボの構造を知ったり歌詞を読み込んでいくうちにひとつひとつがつながっていくような、そんな素晴らしい作品でした!



ひなっけんさん、PJさん、星崎さん、じゃむさん、ご応募ありがとうございました!


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==お知らせ==


■「曲から記事」

現在、「曲から記事」企画の募集を受け付け中です。

僕があらかじめ用意した5曲の素材をもとに、皆さんの完成で記事を書いて頂く企画。文章に限らず、イラストやアンサーソングでも結構です。

ご興味のある方は下記リンクより詳細をご確認の上、奮ってご参加ください!たくさんのご応募お待ちしています!


■「記事からフェス」

皆さんのオリジナル曲を募集する企画。テーマは「秋」で、オリジナルであれば過去作でも書下ろしでもOKです。経験不問。グランプリ受賞作品は僕と一緒にレコーディングできたりします。応募受付は10/25(月)いっぱい。興味のある方は下記リンクをお読みになってご応募ください!


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