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【24歳誕生日 おでかけ記】

こんにちは、自律神経失調症の郁ポポです。

今日は誕生日で、本日投稿する誕生日関連の記事はもう3つ目となるのですが、くどいですか?

許してください。テンションがハイなのです。

今日既に書いた2つの記事、読んでない方は読んでくださると嬉しいです。

①【気分記】誕生日を迎えた朝(↓以下リンク)

https://note.com/ikupopo/n/nd97e92b75242

②「LALALAND」と私の誕生日の朝(↓以下リンク)

https://note.com/ikupopo/n/n9315a257f6e0


今日は久々にデートらしいデートに出かけています。待ちに待った日なのです。

素晴らしいおもてなしのお店で

ちょっといいランチを食べました。

いいお店でした。

私が誕生日であることは、すでに予約をするときに伝えてあって、よくある「デザートプレートにメッセージ」のサービスがあったから「"happy birthday"って書いてくれたら嬉しいです」って要望欄に書いてたんです。

でも当日になってふと思って。

デザートプレート、私だけメッセージあって夫のには何もないの寂しい。そして、夫に伝えたいことある。

こっそりと持ち歩いてるノートを1ページ破って、

「予約時に申し伝えずすみませんが、もし可能なら、夫のプレートにも"Always Thank you"と書いていただけませんか。どうかよろしくお願いします」

と書いて小さく折り畳み、「メインはお魚とお肉どちらになさいますか」と尋ねられてウーンと夫が悩んでる時に、店員さんにこっそりそれを渡した。

店員さんは何も言わずにそっとそれを受け取ってくださった。

料理を待っている間、夫と昔の話をした。

夫が私の誕生日を祝ってくれるのは4回目だ。

夫は初めて私の誕生日デートをした時の話をした。

「あの時はびっくりしたんだ。〇〇(私の名前)が予定が変わるのがあれほど嫌なんて」

あの日、夫は行こうとしていた回らないお寿司屋さんに予約をせずに行って、結局そこでは「予約の方だけなんです」と言われて追い返され、夫が「じゃあこの辺で他の美味しそうなところ探そうか」と言った時、私はボロボロ泣いたのだった。

私はもうお寿司を食べる気分になっていたのだ。

だから泣いたのだ。

私は計画する。そうして気分が作られる。それが壊れてしまうと、ショックで一種のパニックのようなものが起きる。

この時から気づいていたらよかったんだけどな、私がちょっと変だってこと。

とか今になって思う。

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上は前菜の「ノルウェーサーモンのマリネ 青リンゴのドレッシング」

下はメインの「今週のシェフ特製魚料理」

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白身魚の脂身に対してのピクルスやレモンのバランスに感動したなあ…

いざ、店員さんが2人でニコニコしながらデザートプレートを持ってきてくれた。とても心がこもっている、と感じた。

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私の急なお願いも叶えてくれた。

そして、夫は「こちらこそありがとう」と言った。

私はその瞬間なんだか涙が止まらなくなってクロスをびしょびしょにした。ただ、マスカラはウォータープルーフにしておいて正解だった。いつかこうなる気がしていたから。

とても素敵なお店「Lady Blue」さん、本当にありがとうございました。

写真まで撮ってくれました。

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トロンボーンすごい↑

このあとは…

私達が付き合いたての頃、

よく訪れた公園に行きました。

和田倉噴水公園。パレスホテルのすぐ近くにある綺麗な噴水公園です。

およそ3年半前、夕方よくそこへ行っては2人で互いのことを語り合いました。当時20歳だった私にはそこはとても大人っぽくて美しい場所に見えました。

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夜になると噴水は止まってしまうのですが、夕方のシンプルにライトアップされる噴水が綺麗で、人気(ひとけ)も少なくて、私は逆に少しだけはしゃいだような覚えがあります。

今、噴水以外何にもないただ美しいこの広々とした公園に座って、こうして私はnoteを書いていたり、夫は小説を読んでいたり、各々の時間を過ごしているわけですが、とても気持ちがいい。

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少し遠くに石のベンチに腰掛けて本を読んでいるおじいちゃんもいます。なぜかわからないけど、きっとそのおじいちゃんも幸せだと思います。

ああ、気づいたら1時間以上もこの公園の段差に座って文を書いていた。デートなのに、夫とほとんど喋らずに。でもここに来るだけで思い出す。色んなことを。

そして、ここにいると「何もない」「無であること」を肯定されている気持ちになる。

噴水を見て、流れ落ちる水を見て、私、生まれ変わったら水でもいいなあとか思うけど、私はもうすでに7割が水なんだった、とか思う。

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そして私たちは、ただ満足して、

「私はもう帰ってもいいかな」

なんて気持ちになった。

でもなんとなく、もったいないかなと思ってこの辺りの素敵なお店をぐるっと回って、

LINEギフトで頂いたチケットを使い、スタバでひと休みして、

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最終的には駅の小さなお花屋さんで、長持ちするからという理由で小さいドライフラワーの花束を買った。

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帰り道、そろそろ夜ご飯だねと言って私は和食の気分だったから前からよく行く回転寿司に入った。

今年の丑の日は節約生活でうなぎは食べられなかった。だけど、なんとここにはうなぎのお寿司があったから嬉しくて食べちゃった。

えへへ。遅ればせながら丑の日。

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この頃、外出してから7時間は経過していて、なまりになまった身体を動かしている私は、結構もうしんどくなってきた。しんどさの度を超えた時に精神症状が出ないかちょっと心配になってきた。

そこで、夫がケーキを買おうと言った。

「私はお腹空いてないしなあ…」「こんなに美味しいものばっかり食べていいのかなあ」とちょっと悩んだけど、「誕生日なんだから沢山美味しいもの食べなさい!」と夫が言ってくれて、ケーキも買った。

綺麗な箱に入れられたケーキを、私は慎重に運んだ。なんだか嬉しかった。花束もある。ケーキもある。お誕生日だ。横には愛する人がいる。幸せだ。「楽しい」の気持ちだ。

疲れていたはずの身体も、なんだかいきいきしてきた感じがした。本当に不思議だ。

ヒトは甘いものがあると活気がでるのか?

お家に帰って、その勢いを保ったまま風呂桶を洗い、熱い湯を入れて風呂に入った。

そして、ちょっと小腹が空いてきたところで買ってきたケーキを食べる。ああ、夜のケーキ…罪をおかしたんじゃないかってくらい美味しい。コーヒー淹れたくなる。でも寝る前は絶対ダメって医者に言われてるのでカフェインゼロって書いてある爽健美茶を飲む…

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今日の外での活動時間は8時間を超えた。仕事ではないけれど、こんなに外で動いていられたのは病気になってから初めてだ。まあ、楽しいことだらけだったんだけどさ。

私は今日、たったの一度も精神安定剤を飲まなかった。それがあまりにも嬉しい。夫が「毎日こうしてデートできたら早く治るのかな」って冗談で言う。あはは、それが叶うならどんなに幸せだろう。

きっとしばらくはこの2020年7月29日の24歳の誕生日デート記を思い返したり読み返したりして「楽しい」を忘れないでいられるかな。そうでありたいな。


私に素敵なプレゼントやメッセージを送ってくれた方々、

私達のことをよく理解して対応してくれた「Lady Blue」の店員さん、

今日一日手を繋いで歩いてくれた愛しい人、

存在してくれてありがとう。

思い返せば23歳の1年間、苦しくて大変なことばかりだったけど、素晴らしい学びや経験もあった。

でも…でも…

24歳。新しい年齢となったこの機会に、もーちょい楽な1年がやってきますように…(小声)


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瑠璃
あなたのこと忘れない