チンワク接種（1回目）

横浜市在住のワイがやっとワクチン1回目無事接種おえました。
次回は今月末。

接種券が届いたのは先月あたり。
接種券やらなんやら。
相変わらずお役所の仕事は接種券なのかクーポン券なのか、何がなんなのかわかりづらい。クーポン券という表記も「何か安くなるんか？」って思う人も多そう。
とにかく「余計な事しないで必要な情報だけまとめろ」っていつも思う。
もちろん「よく読めばわかる」のだけども・・・
しかし細かいのをうだうだ書いてあるのをちゃんと読む人って何名いるんだろうか。

横浜市はサイトからワクチン接種の予約ができる。
前日になるとメールでお知らせしてくれる。これは便利だ。
自宅からちょっと行った場所の市営体育館みたいな場所で予約が取れただけだが、近くに駅も無いし（バスは走ってるっぽい）不便そうだなぁ。まぁ近所の人しか行かないか。

お医者さんに処方された薬を飲んでいるので、必要事項に薬飲んでますの有無を書いておくのですが、ツイッターかなんかで「お薬手帳持っていった方がいい」と書いてあったので、念の為持っていったら案の定役に立った。

ほんとにデカデカと書いておいてほしい。
（小さくは書いてあった）

会場につくと入口に6人くらいスタッフがいて、6人が6人一斉に喋りだして最終的に何言ってるかわからなかった。まぁ検温と消毒と、何時の予約？の確認だったわけだが・・・

そこを通過すると待機場所まで
ほぼVIP待遇のように、職員が連れて行ってくれる。
「この赤い矢印の方向へ〜」と言うが部屋が変われば赤い矢印はいつのまにか白に変わっていた。こういうところのツメの甘さがいかにもお役所っぽい。

小規模な体育館みたいな場所にズラリと並べられた椅子に座り待機。
その間、接種券の確認をされる。それ以外は基本的に待つだけでヒマだ。
周囲を見るとスマホいじっている人、読書する人、ニンテンドースイッチをやっている人様々だ。

その間もどんどん人が入ってくる。色々聞こえてきた会話で多かったのは以下。

・身分証を持っていない人
これがけっこう多かった。「持ってない」「忘れた」はまだわかるが「自分の家に届いたんだから身分も何も必要ない」「俺が本人といっているから間違いない」と逆ギレで持っていかない前提の人もけっこういた。ひどい。
「必要無いと思った」という人も多数。

・服用している薬の内容
必要事項記入の欄に処方しているか？はい・いいえだけでなく薬名も書くわけだが、正直書いている人なんてごく少数だと思う。もう長年飲みすぎてなんの薬だかわからない人も多いだろう。「血圧の薬」くらいの認識で、記入漏れだったりして、向こうにある記入台に連行される老人が多かった。

そこで自分は持参してたお薬手帳を持ってると言ったら即OKだった。
これもデカデカと書いておくべきだ。

・代理接種？
これは耳を疑ったが向こうの方で「ご本人様じゃないと受けられないんです」という話し声が聞こえて、何名か一斉にその方向を向いた。50代くらいの女性が言われて「えぇ・・・」みたいな、困った顔をしていたが、そりゃそうだろ。代理で受けられると思ったんか？？？
これはしごく稀なケースだと思うけどリアルにこういう人いるんだなって思った。

しばらくするとスタッフに連れられて受付開始。
接種券、身分証明書、お薬手帳を「開いた」状態で差し出す。
ちょいちょい確認し、シール貼ったりして、受付終了。
言われて封筒からガサガサ出す人、財布の身分証を探す人、
お薬手帳をかばんで探す人。こうやって無駄な時間がすぎていく。
待機してる間になんで準備しないんだろう。
職員の「書類を準備してお待ちください」の声はもはやひびかないのだ。
赤いガムテープで貼られた矢印をたよりにロビーを抜けて別の部屋へ。
もちろんその部屋からロビーに出た瞬間、矢印の色は赤から白に変わってた。
で、ロビーから次の部屋へ入ったら矢印の色も変わっていた。

導線の色くらい統一しろ

第二の受付。選挙みたいだ。
またスタッフに連れられ問診エリアに。
この時、待機中に看護師と思われる方から薬の事を尋ねられる。
「今も服用中」とか「アレルギーが云々」の話をするが、お薬手帳を見せるとすぐ終わる。隣の人は服用しているのに手帳を持ってなかったせいで
・何の薬か？
・薬の名前は？
・アレルギーが
とかいろいろ聞かれて、どれもぼんやり答えていたらもってガチな看護師のところに連行されていた。ここでもロスタイムだ。

ちなみに女性は「現在妊娠しているか？もしくは可能性はあるか？」を訪ねらてていたが「そんなものあるわけない」とぶっきらぼうに答えていた人がいて、ほんと怖かった。なんでわざわざそんな言い方すんだろうね・・・
「わかってたら聞かねーよハゲ」と返したくなるね。だめだけど。

で、問診。いくつか部屋があって、中に入ると予想通り医者が鎮座。
ここでもお薬手帳が役に立つ。
「あぁ手帳お持ちなんですね」とニッコリ。
これだけでも「持ってきてないヤツが多いのでまいっちんぐ」という心の叫びが伺える。なので、アレルギーの有り無しを聞かれて即終了。
「なにかご不満な事はありますか？」と聞かれた。
これは多分「ご不明」と思うが、向こうが言い間違えたか、こちらが聞き間違えたかのどちらかだろうが「収入ですかねぇ」と言えばよかったんだとうか？
「いえ・・・」と答えて退室。

いよいよ接種だが、向こうはクランケ待ちだったのか、部屋を出た瞬間から向こうで「こっちだよ〜」とばかりの手を振っている。
沖縄で免許更新の際に駐車場降りると、写真撮影と印紙をまとめてやってくれる業者が手を振って待ち構えているんだけどそれそのものの光景だった。

導かれるように中に入ると、さっそく荷物を置けと指示され、ツメをチェック（してない）、あとは好みの女の子をパネルで選べばよいのか？と思ったら、はいここに座って名前をフルネームで、と言われ一気に刑務所感出た。刑務所入ったことないけど。

左腕を出してと言われ、袖をまくって机に置くと、
「机からおろしてください」と言われ、左腕を持ち上げたら
「ダラ～ンと下げてください」と言われ最初に言えよ感。
あくまで「感」ね（笑）

肝心の注射はチクっとしますが、全然痛くなかった。
採血より痛くないんじゃなかろーか。
これは多分打つ人のスキル？注射の種類？などにもよりけりかもしれないが、とにかく痛くなかった。
あっさり終わり、経過観察のため15分ほど椅子に座ってそこから即退室。
気になる副作用は噂で聞いてた「筋肉痛のような痛み」はたしかにあった。
しかし筋肉痛ではないので生活に支障は無し。熱は無し。
二回目に熱が出るって噂なのでちょっとドキドキしてます。

ちなみに打ったその日、翌日ずっと腕の痛みが続きましたが翌々日には痛みはなくなってました。