国土地理院の立体地図で相模平野を3Dプリント
国土地理院が提供している立体地図のデータを好みの地域で切り抜いて3Dプリンタで立体地図を作成できます。
今回は富士山を含めた神奈川県の地図を作成してみました。
このあたりから、3Dプリントしたい地域を切り抜きます。
ツール→3D→カスタムのコマンドで選択できます。
この地域を切り抜きました。
高さ方向をいくらか大きくして凹凸を見やすくしてから、3Dプリンタで使用できるSTLファイルとして保存します。
3Dプリンタに対応するCuraなどのスライサソフトでGコードに変換します。
3Dプリントの設定などの詳細はここでは省略します。
そして、完成した立体地図はこのようなものです。
相模平野が広がっているおかげで、戦時中に軍事施設が多くできたのも納得できます。また、丹沢大山が近くにあるため、厚木からは富士山が見えないこともわかります。さらに、芦ノ湖がキレイにプリントされたので箱根駅伝の地形も実感できます。
海岸線との境目は3Dプリントではでないので、黒マジックで書きましたが、もう少し良い方法を検討したいと思います。
3Dプリンタの一つの使い方としておもしろいのでまとめておきました。
デジタルものづくりのレシピ集のFabbleにもまとめました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?