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【EzAvater】画像で条件分岐ができます

皆さん、こんにちは。
Robo-SAT RPAディレクターのⓄです。
本日起床して、最初に感じたことは「目がかゆい」。
憎き花粉の時期がやってきました。
今回はEzAvaterの「画像で条件分岐」機能について、花粉のイラストとともにご紹介します。

毎年2月中旬~5月上旬ごろは、花粉情報サイトを見るのが日課です。
情報サイトにより異なりますが、花粉の飛散量を顔や木のイラストで表しているページが多いですよね。
時間のない朝に情報サイトで調べるのは面倒なので、どんなイラストが表示されているかEzAvaterに判断してもらって、自分のメールアドレスに通知してもらうシナリオを作ってみようと思います。


本物の情報サイトをこの場で使用するのは恐れ多いので、仮に花粉情報サイトにアクセスすると、花粉飛散量によって以下の2つのイラストが表示されるとします。

①花粉飛散量「多い」
②花粉飛散量「非常に多い」

EzAvaterにこの2つの画像を判断してもらい、以下の内容のメールを送ってもらおうと思います。

①のイラストの場合:「本日は花粉が多いです。マスクを忘れずに!」
②のイラストの場合:「本日は花粉が非常に多いです。絶対に薬を飲みましょう!!!」


実際にEzAvaterでシナリオを作成していきます。
今回使用する機能は、「条件分岐・移動・停止等」の項目内にある
「画像で条件分岐」です。

「画像で条件分岐」をクリックすると、画像取得モードに移行するのでEzAvaterに判断してもらいたい画像を囲って取得します。
まずは①の画像を取得します。

①のイラストをEzAvaterに取得しました

続いて②のイラストを取得します。画像を取得する場合、「プロパティ」内の「検索画像の数」のプルダウンを変更します。

※1つの条件分岐で、画像は4つまで登録できます

判断材料となる画像を2つEzAvaterに取り込むことができました。

続いて、①のイラストが見つかった場合のジャンプ先、②のイラストが見つかった場合のジャンプ先、①と②両方のイラストが見つからなかった場合のジャンプ先を入力します。

「画像が見つかった場合のジャンプ先」のラベルの入力が終わりましたら、メール通知のシナリオを追加します。
メール通知の方でもラベルの入力を忘れないように注意します。

①のイラストの場合のメール
②のイラストの場合のメール

最後に①のイラストも②のイラストも見つからなかった場合のジャンプ先を「ログ出力」機能にしてシナリオは完成です。


完成したシナリオ
※実際にはシナリオの最初に花粉情報サイトを開く動作が必要です

これでシナリオを毎朝・時間指定で実行するようにすれば、毎日私のメールアドレス宛に花粉情報が届きます!面倒事がひとつ解消されました(笑)

サイトにアクセスして、①のイラストが表示されたらシナリオは
1行目→2行目→3行目→5行目と進み、「本日は花粉が多いです。マスクを忘れずに!」というメールが届きます。

②のイラストが表示されたら
1行目→4行目→5行目と進み、「本日は花粉が非常に多いです。絶対に薬を飲みましょう!!!」というメールが届きます。


実際にはとても便利な花粉情報アプリと、アプリの通知機能があるので、このシナリオは全く実用的ではないですが
EzAvaterは画像で条件分岐をする機能があるということを知っていただき、実際にシナリオ作成で利用していただけたら幸いです。

(「画像認識」機能を敬遠されている方も多いかと思いますが、EzAvaterの画像認識機能は結構優秀だということも知っていただきたいです。
※画像取得するサイト側のUIが変わる頻度が高い場合は、画像認識はオススメしません。)

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