「おかえり」は「おでかけ」のあとに

永遠におりはしませんまたどこかいってかえればああ我が家です

見限りの疎遠旋回さわやかにさよならを引く一本の雲

小窓ある都会の中に森をみて乗り換え割で引っ越すカラス

後悔を待つよりはやくときめいて宇宙に咲いた付箋紙の花

永遠のドラマ鑑賞 終末がくるよりぼくのさよならが先

ゆれている君にとってのひと昔 ４年８年 うそ！20年？

夢よりの帰還を果たす人はみな夜につかれた浮気者なの

絵の中のオズの使いを待ちながらインコは独り愛をさえずる

#おかえり #外出 #おうちでお歌 #短歌