硝子越しの片想い

あの子は
いつものように
店の前を通り過ぎて
看板の内を抜けて行く

その時
彼女は
絶対にこちらの方を見ない

いつも通る度に
僕は手を止めて見ているのに

あの硝子戸は
猫には壁なのか


#詩 #無関心 #素通り #片想い


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