【短歌】小説に捧ぐ

おはようの頃にようやく打ち解けた睡魔を向いて小説枕

人間に引き留める係のようにはたはた君の小説が鳴く

たくわえを絞り出したらふくらんだ小説のあと空っぽの僕

一行が鮮やかすぎる憧れとなって止まらぬタッチ・タイピング

小説に食われるだけの人生を笑ってかける物書きの筆


#鬼退治 #言葉遊び #アクロスティック #詩

#短歌


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