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のらいぬ。
2021年1月8日 22:43
マイナス6℃。冷え込む白馬村の山小屋の窓から、僕はリフトが人を運んでいく様子を眺めていた。窓の前を、波線を描くように小鳥が飛んでいた。その鳥がリフトのすぐ手前で地面におりて、僕に何か訴えかけるようにピョンピョン飛んでいた。スペースファンタジーのサンフェアリーを思わせる。人懐こいやつだ。鳥の鳴き声は「ピーピー」と表記されるけれど、それはたしかだろうか。目の前の人懐こい、この鳥