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図書館司書資格 レポート・試験 虎の巻

こちらでは近畿大学図書館司書コースのレポートや試験についてザザぁっとご説明します。最新の情報とは異なる場合もあるのであしからず…。

まず、テキストなどと一緒に「通信授業科目要項」「レポート設題集」(レポート用紙での提出廃止に伴い、こちらも廃止の可能性あり)が送られてくるかと思います。特にこちらの2点は隅々まで内容の確認をすることをオススメします。

通信授業科目要項には、授業概要・内容・方法、評価方法や参考文献など、担当者からの重要事項が記されています。
レポート設題集には、設題とレポート作成上の留意事項やポイント、総評基準が添削者より記されています。基本的なレポートの書き方(入力の仕方)はどの科目も同じですが(レポートの書き方は事前に把握すべし!)、科目によって留意点が異なるようなので、よくお読み下さい。



1.通信教育の流れ


基本的に全て自主学習です。
テキストを熟読し、設題についてのレポートを提出します。その後、期間が来たら科目終末試験に申し込み、事務局より受理されると試験が受けられます。

僕は何事も早め早めにやらないと落ち着かない質なので、願書を出す少し前から毎年設題される問に対してのレポートを作成し始め、Wordに保存して動き出しておりました。また、事前に図書館にメールでインタビュー、質問をし(コロナ禍だったため考慮し)準備をしていました。
テキストが送られて来てからは、読み込みと同時にレポートの作成を始め、提出開始までの3ヶ月間で全て作成し終え、提出日には全て出し終えておりました。レポートによっては添削にかなりの日数がかかるものもあり、不合格となった場合にはすぐに再提出ができるよう備えておく必要がありました。
更にその2ヶ月後からは試験とメディア授業が始まったため、レポートに早期に取り組むことはかなりのプラスでした。

なので、後々自分の首を絞めないためには、レポートは早めに取り組むことをオススメします。


2.レポートについて

レポートの合否に関わらず、試験は受けられますが、「あああああ」などの一文字を羅列するだけの提出は不正行為とみなされますので、理解を深めたうえで設題に答え、提出しましょう。
他者が既に提出したレポートの丸写し評価の対象外や不正行為とみなされる場合もありますので、自分の言葉で作成することが重要視されています。

テキストの内容は難しく理解しづらい表現もあるので、自分の中に落とし込むことが大切かと。誤字脱字に注意。提出する前に必ず読み返しましょう。

レポートに文字数の指定がない場合は、1900字以上2100字以内がベストです。
参考文献の記載は必ず行いましょう。添削者によっては、参考文献からの引用を重視される方もいるようです。因みに、テキストは参考文献に含まず。(著者はこの点指摘されました)
サイトを参考にした際は、URLと閲覧年月日は忘れずに。添付資料がある場合は容量内で。


3.レポートの書き方(入力の仕方)

構成を決めて字数配分を行います。文字数の指定がある場合は1900字以上ですが、基本的にレポートは1900字以上2100字以内と覚えておくといいかと。
ただし、「児童サービス論」と「情報資源組織論」は設題が2つあるため、各設題1000字(900字〜1100字以内)。
構成は基本的に①序論(はじめに)、②本論、③結論(終わりに)とします。

2000字の場合の目安は、①序論 200字(10%)②本論 1400字(70%)③結論 400字(20%)。

何と言っても本論が重要!!
設題の割に字数制限(最大2100字)が厳しい…。本論を厚くするために、序論と結論を削り調整が必要になります。

〜本論の基本〜
①用語の定義(○○とは△△である)
②用語の具体的な説明(○○は具体的に□□として活用されている)
③説明に対する自分の考えを少々(◯○には✕✕の意義があると考える)

これを繰り返していく感じです。
途中で、「また」「一方」「例えば」などの接続詞や副詞を使って文に繋がりをもたせると良いかと。


テキストだけでレポートを書くのは難しいため、参考文献を用意します。(だいたい科目ごとにあるベーシック司書講座シリーズはオススメ)
他の科目のテキストもかなり役立ちます。


◇◆まとめ◇◆
レポートの書き方を確認する。設題を理解する。構成を決め字数配分。参考文献を用意。「私見」を述べる際はテキストに沿って行う。図書館の時事ネタを入れ込むと尚良し。


4.試験について

Webでの試験です。時間内にログインしておく必要があります。試験は午前2科目午後2科目、試験時間は各50分です。午前の1科目目が終わるとすぐに2科目目の試験が始まります。午後も同様です。

全ての科目が、テキストの範囲内から出題されます。テキストや参考文献、インターネットなど何を見て回答しても大丈夫です。
問題に対してテキストの該当箇所を解答しても、テキストの丸写しだけでは合格点をもらえません。(ある一定の科目がこの点とてもシビア)きちんと理解したうえで自分の言葉で述べること。
試験は〇✕や単語を答えるものではなく、ある一定の科目を除いてほぼ全て論述形式なので、過去の試験問題を参考にして事前にいくつか回答を作成しておくと様々な問題に対応できるかと。


以上、レポート・試験 虎の巻でした。





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