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観戦!10月27日 Wリーグ 東京羽田vs富士通[酔狂自己満籠球備忘録#21]

今シーズン初のヴィッキーズ参戦。
2週間前のブロンコス戦に続き、金曜の夜に大田区総合体育館にやってきました!

前週にシャンソンを撃破したヴィッキーズ。
連勝を狙って富士通に挑みます!

10.27 東京羽田vs富士通

1Q
両チームターンオーバーを繰り返すバタバタとした立ち上がりでどちらも主導権を握れず。

2Q
富士通は町田選手がベンチスタート。
ヴィッキーズとしてはここで乗っていきたかったところだけど思うようにシュートが入らず、残り8分で1回目のタイムアウト。
直後にナコさんのスリーポイント決まったけどその後また連続失点。残り6分で2回目のタイムアウト。
得点は止まりかけたけど残り3分台になってからスリーポイントが決まり出し一気に点差をつめる。
この流れで前半終わりたかったところだけど苦しいときに富士通もしっかり決めてくる。
36-44 で前半終了。

一時的に得点が停滞してしまったのが最終結果に響いたかな、とは思ってます。
ただ、思うことは、去年より全然いいぞ!ということ。
去年はもっと停滞してた。停滞したときに流れをぶっ壊して決めてくれる選手が、確実に去年より増えたし頼もしさを感じる。
一応僕もバスケ経験者なのでわかる。いわゆるペリメーターのジャンプシュートって難しい。
微妙な距離をしっかり決めてくれる選手が昨シーズンより増えたから、得点が止まらなくなってる。

しかし富士通が強かった。
前半チームファウル1。
何度も確認しちゃった。前半チームファウル1!
これはおそらく、前週のシャンソンがファウルトラブルでヴィッキーズ相手に最後苦しんでたからそれを見て、前半は徹底的にファウルを抑えようっていう意思統一があったのだと思う。
決めたことを徹底できる富士通の強さ。これが上位チームの牙城だ。

3Q
富士通のペース。
残り2分で19点差。
しかし岡田さんのスリーポイントを皮切りに猛反撃開始。
タフのバスカン!うぉーー!!
のあとシュンのバスカン!一気に10点差!
林さんにしっかり決められて13点差でこのクォーター終了。

4Q
ディフェンスが効いて完全にリズムに乗る。
シュートも高確率で決まって残り5分で3点差!
ホームアドバンテージを活かして一気に逆転したかったところだけど、勝負どころで外さない富士通すごかった。

77-89 で敗戦。

完全な富士通の勝ち試合を一時3点差。
これがヴィッキーズ。これがバスケ。
でもやっぱり富士通は最後のところで上回った。
前半ファウルを徹底的に抑えてたから余力があったし、終盤にしっかり高確率で決めてくる勝負強さ。

チームとしても、個々でも、差を痛感させられた試合でした。
だけど、はじめからわかってたことではあるけど勝てない相手じゃないし、強さを見せた富士通に対してここまで対抗できた今シーズンのヴィッキーズはやっぱり強いぞ!って思えました。



残り50秒から機械トラブルで中断。
選手だけ全員集まって作戦ボード使って大声張り上げて最後の確認してる姿を見て、このチームを絶対勝たせたいし、こういうチームが勝たなきゃいけないんだ!って思った。

翌日の勝利を信じて蒲田を後にしましたが、、。



次の日の試合

まさかこんな大差の試合になるとは。
立ち上がりを修正してきた富士通に対して、ヴィッキーズはちょっと空回りしてしまったところがあったかな。
1戦目でも強さを感じたけどまだ上があった富士通。
何度も言うけど勝てない相手じゃない。
でも富士通が80から90%で、ヴィッキーズが120%の出来じゃないと勝てないと痛感。
明らかな差があるけれど、いつか追い越せるように続けていきたい。


#7 林 咲希

試合の流れに関係なくどんな時でも決めてくる。
以前よりさらに上手くなってる気がします。
移籍1年目でここまで合わせてくるのはさすが。大活躍の予感がします。

#8 ジョシュア ンフォンノボン テミトペ

試合を通してヴィッキーズはふたりで挟みこんだりして、徹底的に守っていたけど、おそらくそういうのも学生時代からやられ慣れてるのかな。まったく動じない強さを感じました。

#10 町田 瑠唯

久々の生町田を楽しみにしてました。
この前の週の試合を解説していた鶴見彩さんが、よっこいしょ!という動きがない、というおもしろい表現をしていました。
なめらかで連続性のある動きの美しさ。
ドリブルもシュートもすごく上手いからこそ、パスが活きる。
Wリーグのガードはどんどん良い選手が出てくるけど、まだナンバーワンですかね。

#25 内尾 聡菜

静電気みたいにまとわりつくディフェンスすごかった。
第2戦では19得点でオフェンスでも存在感。
昨シーズンまで平均得点は1桁だったはずですが、ディフェンスのスペシャリストだと思われていたひとがシュートをバスバス決めてくると、ちょっとすごいことになりそう。

#52 宮澤 夕貴

移籍3シーズン目。30歳でベテランの域に入り精神的にもチームの中心。
昨シーズンは10試合しか出られず、今シーズンにかける思いも強いんじゃないかと思う。
ちょっとクネクネしたシュートフォームでなんであんな綺麗に入るのかなって前から思ってる。

富士通レッドウェーブ

オコエ選手が移籍した昨シーズンはその穴が埋まらずに苦しんでいるように見えました。
そして岡田英里さんと田中真美子さん、ベンチメンバーとしてチームを支えていたふたりの引退で今シーズンも優勝できるチームではないだろうと勝手に思っていたのですが。
やはり絶対的なポイントガードと安定したセンターがいるチームは強いですね。
タイムシェアが少なく主力に負担がかかりすぎる点は気になりますが、2戦目では赤木選手も活躍していたし、伊森選手が成長して藤本選手が復帰して、上手く回せるようになってきたらほんとに強い富士通になりそうです。


僕の東京羽田ヴィッキーズ

↑こちらは、大田区の海苔屋さんのYouTube。
海苔の話がマニアックで勉強になりました。
萩原美樹子ヘッドコーチが、企業が主体のリーグで、ヴィッキーズみたいなクラブチームが上位に常に居続けることをスタンダードにしていきたい、ヴィッキーズが先導していきたい、と話していて、
同じ想いでいつも応援しているからすごく嬉しかったです。

ファン3シーズン目なのでプレーオフを知りません。
00年代のWリーグは観てたので、ヴィッキーズは弱い印象しかない。
弱いけど人気があるチームって、ファンもクラブも表には出さないけれどそれで満足しちゃうことってあるんです。
でもヴィッキーズはそうじゃない。
本気で強くなりたい、勝ちたいって思ってるから、僕はこれからも本気で優勝信じて応援していきたいって思った。

そしてこのインタビューが、観戦したこの試合後の感想に繋がるわけです。

残り50秒の中断。
星澤さんが声を張り上げて、何を言っていたのかはわからない。
あの時点でほぼ勝負は決まってたんだけど、最後の僅かな可能性に賭けた。
その50秒がその先に繋がるってことも、みんなわかってる。

スポーツ観戦って、変化に気づけるようになってくると俄然面白くなる。
3シーズン観てきて、自分なりに、選手たちの成長とかチームの変化を把握できるようになってきたのは嬉しいし、これからももっともっと知りたいし、気づきたいし、語りたい!
クラブの歴史からしたらたかが3年ですけど僕の中で勝手にヴィッキーズの歴史が作られてます。
そういうの、ヲタクなら誰でもありますよね。

勝負の世界だから、勝者がいれば敗者もいる。
他のチームも確実に強くなっていて、争いは今までにないくらい熾烈だから、最終的にどうなるかはわからないよ。
でもヴィッキーズは確実に強くなってるし、もっともっと強くなれるって確信しています。
目標はプレーオフ進出。
もちろんそこで終わるわけじゃない。
結果がどうなったとしても、その先にヴィッキーズの良い未来があることを願っているし、それをしっかり見守っていきたいって思っています。


ありがとうございました。

それでは最後に1曲お聴きください。
今シーズンは試合後に流れなくなってしまったこの曲を。
シクラメン『ファイター』

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