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観戦!1月14日 Wリーグ 東京羽田vs日立ハイテク[酔狂自己満籠球備忘録(SJBB) #10]

さいたまブロンコス、東京羽田ヴィッキーズ、(たまにアルバルク東京)を応援している凡人が、自分のためだけにバスケをいろいろ語りまくる気まぐれ連載企画、酔狂自己満籠球備忘録(SJBB)。

家族で出かける予定だったこの日、とったはずの某レジャー施設のチケットが発券できていなかった痛恨のミスが発覚。
突然予定がなくなった土曜日、急遽バスケ観戦に行くことになりました。
顔で泣きながら心でわらって、いざ大田区総合体育館へ。前週の初ホームゲームから、まさかの2週連続参戦!


今週は雨の蒲田。
会場ではマルシェを開催していたので、前週よりも盛り上がっていました。

今週もじゃがりこを食べます。
ハイテクのファンも多くて、体感的には前週よりもお客さんは多かったような気がしました(951人でした)。

ドリンクホルダーはヴィッキーちゃんにちょうどいいサイズでした。
かわいいけど、決して値段はかわいくない。でも買わせていただきました。お金を使うことも大切な推し活のひとつだと思ってますので。

ベンチ付近の2階席から、声にできない声援を送ります!


2023.01.14 東京羽田vs日立ハイテク


同点で前半終了。31-31。
どちらも大きなリードを奪えない我慢の展開。東京羽田は決めたいシュートを決めきれないもどかしさはあるけど、ディフェンスもまずまず効いてるし、オフェンスはパスも回せててターンオーバーも少なめ。
前半最後、ディフェンスでダブルチーム仕掛けてスティールから水野さんが抜けて、ハルさんがレイアップ決めて同点!良い流れで後半へ。

ハーフタイムのマーチングバンド、なかなかすごかったです。


3Qの立ち上がりにテンポが速くなりました。
ハイテクはマレムさんにボールを集めて良いリズムを作ります。
残8:15、34-38となったところですかさずタイムアウト。絶妙なタイミングで流れを止めたいところだったけどその後もハイテクペース。
残5:23からナコさんを投入し、そこから徐々に東京羽田の流れになりました。ナコさんが本当に頼もしかった。
一時リードを奪い返しますが、最後に関ななみさんのブザービーターが決まってしまい、ハイテク4点リードで最終クォーターへ。
53-57

4Q
リードして入ったハイテクは冷静な試合運び。ポイントガードの船生ちゃんのゲームメイクが光りました。
東京羽田もナコさんが入ってから一時同点に追いつく粘りを見せてくれたけど、最後は離されて敗戦。大きな流れを呼び込めなかったのはファウルが多くなってしまったからかな。

69-75

ディフェンスも良かったと思ってるし、オフェンスもターンオーバーが少なくていい感じでシュート打ててたと思います。ただイージーなシュートをときどき外して、大きな流れがなかなかこなかった。3Qの関ななみさんのブザービーターも、東京羽田が簡単なシュートを外した後だったし、4Qには4点プレイを決めさせてしまったり、そういう効果的な、ダメージの大きなシュートを相手の方が多く決めていましたね。そして日立ハイテクのオフェンスリバウンドが16、これが痛恨でした。大きな選手をおさえてまわりの選手がとびこんで取るシーンを、前週のトヨタ自動車との2戦目では東京羽田がけっこう見せてくれてたんだけど、この試合ではハイテクに、自分たちがやりたいプレーを多くやられてしまっていました。なぜ前週と同じようにできなかったのか、今後検証していきます。

プレーオフ目指す上では勝ちたかった相手。勝利が観たかった。勝たせてあげたかった。


次の日の試合

翌日の試合もハイテクの勝利。一時は17点リードを奪いながら追いつかれ、延長の末に80-90。
始まる時点で15点リードしていた4Q、ハイテクは時間かけずにどんどん打ってきて、それをけっこう決めてきて、ヴィッキーズとしてはもっと時間使っても良かったような気がするんだけど相手に合わせてしまってる感じもあって、それはちょっと悔やまれるところです。3Qまでは最高の展開だっただけに。
でもやれること全部出し切って負けたという印象ではあるので、相手を誉めるしかないかなとは思っています。悔しいけど絶対に次に繋がる敗戦です。


#0 ダラーメ マレム ドイ

昨シーズンから応援してる選手です。得点ランキング2位、リバウンド3位。全試合スタメン出場で、平均30分以上出場と、MVP級の活躍です。谷村さんが抜けたことでインサイドが独壇場となり、むしろマレムさんがより活きてるし、チームにもフィットしてる感じがします。
第1戦ではしっかり抑えてたように思ってたけど、それでも終わってみれば20得点。マレムさん自身はリバウンド7だけど、まわりの選手にはしっかり取られてしまいました。

#1 星 香那恵

ずいぶんやられてしまいました。
24得点。気づいたら、ノーマークでそこにいる、そして大事なシュートは外さない。
昨シーズンの平均5.12から急成長。ヴィッキーズの95年トリオと同学年の27歳。
第2戦MVPの副賞でニンテンドースイッチもらってましたけど、ゲームに夢中になる姿はあんまりイメージできないですね。

#7 船生 晴香

2シーズン目で、エースガードとして急成長してきました。全試合スタメン。
クレバーなゲームメイク。パスが出せない時は自分でカットインしたりスリー打ったりして、そして決める。かっこいい!

日立ハイテククーガーズ

今シーズンはエースが2人抜けて、戦力ダウンは避けられなかったはず。ですが、なんかむしろ強くなってます。強かったです。
昨シーズンはもっとシステマチックな印象でしたけど、ポイントガードとセンターを軸にしてシンプルにやってる印象です。
インサイドではマレムさん、外は星香那恵さんの他にもスリーポイント打てる選手が揃ってるからなかなか止められない。
埼玉の星、鶴見彩さんのプレーが観られなかったのは残念でした。

#12 本橋 菜子

この試合は軸丸さんが開始早々に足を痛めたり、樺島さんのファウルが多かったりで、前半からナコさんに頼る展開になりました。
本当に頼もしかった。本気のナコさんを見ました。かっこよかった。
前半はちょこちょこシュート外してたけど後半は外さない。自分も点をとりながら仲間も活かす。すごかった。3Qの一時逆転の流れを作ってくれたのもナコさんでした。
チームに足りてない部分をすぐに察知して、それを実践してくれる。飲み会の時に、空いたグラスに気づいてサッと注いでくれる人、いるじゃないですか。なんかそんな感じですね、ナコさん。トムさんが絶賛していた判断力を目の当たりにしました。
オリンピックの後もナコさんが観たくて応援し始めたこのチーム。これからもナコさんが原点だって言っていきたい。

ところで、第1戦のMIPでナコさんに贈られていた、荏原製作所がプロデュースした、ヤイトハタ。まさか魚がまるまる1匹プレゼントされるわけはないので、冷凍の鍋セットとかお刺身とかなんでしょうけど、ナコさんそういうの好きそうだから良かったですね。
水産物の陸上養殖は自然界にも優しいし、病気にも強いし、SDGs的にも良い取り組みだと思うのですが、荏原製作所っていろんなことやっていて、素敵ですね。


#21 尾崎 早弥子

安定の15得点。毎試合、自分より大きな相手をマークして、相当消耗するはずだけど、オフェンスでも動き回るし、広いシュートレンジで確実に決める。スリーポイントも外さない。頼もしい。

#20 鷹のはし 公歌

スリーポイントだけじゃない。この試合はツーポイント5本含む19得点。
裏のスペースにとび込んでナコさんからの合わせ!そういうシーンが何度もあって、たぶんチームとして狙ってたんだろうけど、かっこいいし好きなプレーなので嬉しかったです。
今さら気づくのもおかしいけど、このひとはやっぱり全部の動きが速い。運動量も豊富で、試合終盤になってもスピードが落ちないのがすごいんです。

#31 高原 春季

息子がけっこう親近感を持って、ハルさんを応援しています。
今までのヴィッキーズにあまりいなかったタイプで、フィジカルという概念をチームに植え付けてくれるから、ハルさんの活躍には価値があります。
リバウンドもスリーポイントも、積極的なアタックも、決めたあとのドヤ顔も、なかなかかっこいいです。

東京羽田ヴィッキーズ

プレーオフを争うことになる相手。勝ちたかった相手だけど、まだ足りなかった。勝てなかった。
でも、時間を置いて振り返ってみると、よく粘ったよな、とも思うんです。昨シーズンだったら3ピリに突き放されて終わりだったかもしれない。そこからもういちど逆転したのが第1戦。
第2戦も勝たなきゃいけない展開だったことは確かだけど、延長まで持ち込めたって前向きに捉えることもできます。そして第2戦で嬉しかったのは、ひとつは星澤さんの大爆発、そしてもうひとつは、いつもファウルいっぱいしてるタフが、30分以上出てファウルゼロだったこと。このチームは確実に前に進んでる。そう思っています。

連敗で厳しい状況にはなったけどまだ終わったわけじゃないし、より面白くなったって思うことにします。



次に向けて

この日も息子とふたりで観戦でした。ただ電車でお出かけしたいだけなのかもしれないけど、いつも付き合ってくれてありがたいです。
敗戦のあとで溜息が止まらないお父さんと、謎テンションの息子は蒲田駅への帰り道で突然走り出し、なんかよくわからないけど泣きそうになる青春。

帰り道のトップボーイ蒲田店。
バスケとポケモンでいっぱいのショーケース。ここは楽園です。

さて。
ホームゲーム初参戦から、まさかの2週連続参戦となりました。個人的には2連敗、チームは4連敗。
目標のプレーオフ進出は、客観的に見て厳しい状況だけど、まだ終わったわけじゃないし、諦める時じゃないし、津村ゆり子もいるし。
強くなれる!っていうポテンシャルは感じさせてくれたから、どこまでいけるかわからないけど、これからもいっしょにたたかっていきます。

前週はキュンキュンのメロメロで終わってしまったけど、それだけのろびんそんじゃない。
勝ち試合が観たい!という新たな目標に向かって、ヘッドダウンせずに、また次に向けて準備していきます。


今日もありがとうございます。

それでは最後にお聴きください。
Cメロの力強い歌詞と、奮い立つリズム感が好き。

リュックと添い寝ごはん『わたし』

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