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観戦!1.13 B3 さいたまvs鹿児島[酔狂自己満籠球備忘録(SJBB)#23]

さいたまブロンコス、東京羽田ヴィッキーズ、(たまにアルバルク東京)を応援している凡人バスケファンが、自分のためだけにバスケをいろいろ語りまくる気まぐれ連載企画、酔狂自己満籠球備忘録(SJBB)。

B3第14節、さいたまvs鹿児島の参戦記です。
最後まで読んでいただけたら嬉しいです。



ここまでのブロンコス

今節が始まる時点でブロンコスは16勝10敗の6位。
客観的に見ても有能な選手が揃ってると思ってますが、なかなか勝ちきれない試合が多く、いまいち勢いに乗れません。
対戦相手の鹿児島は今シーズン好調で2位。
アウェイでの対戦でもブロンコスは連敗してしまってるし、リーグ優勝狙う上ではホームで勝って自信にしたいところ。
コンディションも心配されましたが、前節欠場していた山崎玲緒、マキシー・エショ、泉ヘッドコーチも復帰して、聖地所沢で鹿児島に挑みました。

バスケで日本を元気に

選手たちが試合開始1時間前まで募金活動してたって事実も一緒に被災地に届けたい。
撮影NGだったけど箱だけ撮らせていただきました。

試合前には黙祷。
ブロンコスの選手たちは喪章をつけてプレーしました。
来月ブロンコスが試合をする予定の七尾市の体育館は現在も避難所になってるし、金沢武士団の試合はここまで2節続けて中止、さらに今後の2節も中止が発表になりました。
バスケとB3リーグを応援する者としてしっかり向き合っていきたいって思ってるし、少しばかりの募金だけど、役に立てるなら嬉しいです。

1.13 さいたまvs鹿児島

観客動員数の記録を更新する歴史的な日になりました。
一般入場の開始時間には2階のコンコースをぐるっと回って階段の下まで列ができました。
ブロンコスで見たことない光景!

ホームゲーム参戦は、じつは今シーズン初でした。ただいま!
なので、昨シーズンからの変化も交えた感想などもちょこっと書かせていただきます。

2シーズン目のMCたみぞーさん、進化を見せてくれてます。
バスケとブロンコスを好きになってくれて、休まないし探究心もすごいし、なくてはならない存在。
ミスチルの影響を受けてるだけあって、会場の盛り上げ方はさすが。
試合前の会場インタビューも良いですね。
バスケが上手くなる飴、僕もほしかったです。

カウガールをモチーフにしたチアも誕生しました。かっこかわいい。

応援のコールはシンプルでわかりやすく、新規でも乗りやすくなりましたね。
そして昨シーズンのプレーオフでもちょっとした議論となった「レッツゴーブロンコス」コールは、ブースターとスタッフの連携でしっかり活かされて、最高の雰囲気を作り出していました。

試合前には市長の挨拶。
市長の口からまさかの「ブロー」というワードが飛び出して、もはや完全にブースターの仲間入り。
来シーズンは所沢開催が増えること間違いなし!


1Q
点差は開かないけど鹿児島の流れだと感じました。
やはりディフェンスが良い。
ポイントガードにしつこくプレッシャーをかけてくるので、フロントコート陣が戻ってボール運びに参加せざるを得ない。
この状況が続くと後半苦しくなる。
そんな中でも4点差でくらいついて1Q終了。

2Q
ブロンコスは髙橋祐二を入れて2ガードの布陣。ボール運びの負担を分散する狙い。
鹿児島はセカンドユニットでもディフェンスの強度が落ちない。
苦しい状況でクリークモア・ウィルがこのクォーターだけで10得点と奮起。
4点差に盛り返して前半終了。

3Q
ゾーンディフェンスに変えたブロンコス。これが思いのほか効いた!
攻撃にもリズムが生まれてライアンがこのクォーターだけでスリーポイント2本含む10得点。

4Q
このクォーターでもゾーンディフェンスを多用し流れはブロンコス。
鹿児島もそれまでことごとく決まってなかったAJのスリーポイントが決まったりして終盤まで油断できない状態。
残り43秒に秋山選手のスリーポイントが決まって、会場全体が勝利を確信!ピーナッツ!

87-78

ディフェンスから流れを掴むという今シーズン目指していた形で、ブロンコスが勝利!
AJを筆頭に鹿児島は個の力は強いけど、みんなで声かけあって全員で掴み取った1勝!最高!!

去り際に123番のユニ掲げてたらヘッドコーチ気づいて、めっちゃ嬉しそうな顔してくれて、そりゃ僕の方が嬉しかったっすよ!

そして試合後にも募金活動が行われました。
不意に現れた五十嵐さんと泉さん、自然な流れでグータッチ👊
息子は本家とピーナッツタッチ🥜
なんだこの距離感最高かよ!
ブロンコスマジで大好きだ!

3323人。
嬉しい悲鳴で、これだけ入ってしまうとどうしても端っこの席から観るご新規さんもいたと思う。土足禁止だから入退場も待たされる。おまけに外に出たらみぞれ。
でも、この日はほんとにほぼ全ての人が楽しめた試合だったと確信してる。
無料だからと軽いノリで来たひとも、B3なんて大したことないんだろ?って嘲笑してたひとも、また来てくれたら嬉しい。
しがないただのブースターだけど、これからも一緒に応援できることを楽しみにしています。



次の日の試合

さて。
クラブ史上最多入場者数をあっさりと更新した第2戦は鹿児島の圧勝。
やっぱり簡単に連勝はさせてくれない。
AJが32得点。スリーポイント7/7だと!?
後半、点差が開いてからも攻撃に時間をかけずにどんどんアタックしてくる鹿児島。
オフェンスもディフェンスも、現時点では一枚上手だと痛感させられました。
3726人の大観衆に応えようと最後までハッスルし続けたブロンコスの選手たちの姿が、ひとりでも多くのにわかファンに届いてくれたら嬉しいです。


鹿児島レブナイズ

混戦のB3で2位。
湘南にアウェイで負けた試合の配信観てたんですけど、その時も湘南がゾーンディフェンスから流れを掴んで、鹿児島が最後まで覆せないまま、という展開でした。
ゾーンディフェンスの攻略が課題なのかな、とは思うけど同じ負け方を2試合繰り返さないのはさすがですね。
そこまで詳しくないけど、昨シーズンよりもAJ頼みにならないチーム力がついてきてると感じます。

印象に残ったのは32番の武藤修平選手。
ガードで外国籍枠を使ってるので、インサイドの日本人選手の出来が重要になるチーム事情。
今まであんまり気にしてなかったけど、オフェンスでもディフェンスでも体張るし、スリーポイントも入るしパスも巧い。
五十嵐さんと並んでB3屈指の日本人ビッグマンであることは間違いない。

しつこいディフェンスで秋山熙と見応えあるマッチアップを見せてくれた藤本選手、効果的なスリーポイントを決めてた中島選手など、ガード陣も好印象。
来日1年目のティム・ゲール選手、かっこいいです。
前節で活躍してた長尾選手、注目したいと思ってたけど出場機会がなくて残念でした。
カイル・リチャードソン選手は帰化申請中。認められればまた新しい布陣でたたかえることになり、これはプレーオフに向けて脅威。

低迷期も乗り越えて、今シーズンはプロモーションも上手くいってホームゲームは毎試合2000人超え。
チームは好調で昇格圏内。
魅力的なストーリーを歩んでいるレブナイズ。
地方のクラブが強くなると日本のバスケ盛り上がると思うので応援したいと思ってるし、いつかアウェイ参戦もしてみたいです。

ここからのブロンコス

所沢で、初戦競り勝って2戦目惨敗。
これは22-23シーズンの開幕節と似てますね。
ここから始まるよ、ブロンコスの連勝が。
次節はなんと18連勝中の福井。厳しいたたかいになると思うけどもちろん勝ちにいく。そしてその先に繋がるような試合になれば、と願っています。


ずっと言い続けたいと思ってるけど、アウェイチームとアウェイブースターへの感謝とリスペクトを常に忘れないのが、Bリーグの誇るべき文化です。
ブロンコスの場合はたみぞーさんが率先して示してくれるから頼もしい。

鹿児島レブナイズとブースターのみなさん、はるばる所沢までありがとうございました。

バスケで日本を元気に
がんばろう鹿児島
がんばろう石川
がんばろう所沢
ピーナッツ!




今日もありがとうございます。
それでは最後に1曲お聴きください!

Marnik & Miami Blue 『Matador』

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