がん治療の選択肢

この1ヵ月間に3人の友人から、当事者としてのがん治療の話を聞きました。

治療の選択肢として、医療保険が適用される標準治療(手術、抗がん剤、放射線が中心)と、医療保険適用外のいわゆる補完代替医療がある思います。
標準治療について色々な「限界」が言われる一方、補完代替医療では患者の不安につけこみお金を巻き上げようとする「医療者?」が多いために、当事者が補完代替医療全体に対し疑心暗鬼になる傾向があると感じました。

ここでは補完代替医療に関する3つのキーワード、(1)免疫力、(2)波動、(3)気力・信じる力、について簡単に整理しようと思います。

1) 免疫力
「がんは健康体でも毎日多数発生しているが、免疫が対応している」という話を聞いたことのある方も多いと思います。
安保徹医師(故人)の研究結果では、
①免疫力は白血球の中のリンパ球と顆粒球の数のバランスに影響される、
 (リンパ球が多ければ免疫力は強まる)
②白血球の上記①のバランスは副交感/交感神経のバランスに影響される、
 (副交感神経が優位だとリンパ球が増加)
③副交感/交感神経のバランスは、体温やストレスに影響される、
 (体温が高い・ストレスが低いと副交感神経が優位になる)
となっています。

体温を上げストレスを適度に保つことが免疫力の向上に繋がる、という訳です。(睡眠や栄養の話は省きます、詳しく知りたい方はコメント下さい)

2) 波動
「百匹目のサル」の話
〜宮崎の無人島のサルの間でさつま芋を洗って食べる習慣が広がると、サル個体が移動したわけではないのに、大分の高崎山、更に全国のサルに伝わった)という話を、船井総合研究所(大手コンサルティング会社)の船井幸雄氏が取上げています。
そして、日本人の間で「良い波動」を巻き起こして世界に広げよう、と夢を語られています。
百匹目のサルの話は事実だと思います。
「波動」について調べると、「量子力学」「(新)ひも理論」「第6感」「6次元世界」と、最新の物理学と心霊世界が繋がってくる・・・正直私は「???」でした。

3) 気の力・信じる力
人を介して機会があり「波動測定器」によるお試し測定をしてもらいました。 因みに波動測定器の使用は「医療行為」ではないので、「補完代替医療」に当たらないようです。
リモート(ズームシステム)を通し、私の体の波動が相手に伝わり、その方を通して測定器にかかると、私の体の細部ごとの波動(エネルギーの高さ)が測定される。
そして瞬時に「調整」される。
これまた「???」でしたが、画面で結果(図)を見せてもらうと現在の私の体調をピタリと言い当てていたのです。
「理屈っぽい人だと波動が伝わりにくく測定が難しい。藤原さんは身をゆだねるのが上手なのでうまく測定できた」と言われました。
私は指折りの理屈屋ですが「どうせ時間を費やすなら信じないと損」という「理屈」から素直だと思われ、良い結果が出たのかも?
気に入られ「普通は言わないのだが、この測定器の使用者の会に参加してみないか?」と誘われました。「???」

多くの「???」の中ですが、ぼんやりと「気の力」を意識し始めた自分がいます。

「気の力」は、免疫力・波動に限らず、「気を病む」と病気になるという東洋医学にも通じると言います。 東洋医学は病気の元を治そうとするが、西洋医学は症状を抑えるだけで病気の元を治すことは殆どない、という話もあります。 西洋薬の治験でプラセボ効果(偽薬で薬効が出る)があるのも、人間に「気の力」が存在する証拠なのかもしれません。

私はあるスクールで広範な医療・医薬の知識を積み、その後も勉強して来たので、「がんへの対応」の相談を受けた場合、その方の諸状況に沿って必要と思われる情報の提供と「私ならこうするのではないか」という話が出来ます。 ただし、とても重要な決断なので、最終的には自身で判断しないと後悔することになると思います。
もちろん、私はそういう方からお金を頂こうとは思いません。
(完治して「御礼」を言って頂ける時を待ちます)

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