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関西~岡山~紀伊の旅【9】 岡山(海賊の地政学)

トップの地図から 岡山県は、東西に広島~明石、南北に鳥取県~香川県に繋がっていることが分かります。 ところが・・・

(1)電車(東西)で見ると、明石から東(神戸・大阪・京都を通って米原まで)は新快速がビュンビュン、三原から西(広島を通って岩国まで)は快速レッドウイング」がビュンビュン走っているのに、明石~岡山~三原の区間は、真っ黄色に塗られた各駅停車がトコトコと走っているだけなのです。 新幹線が通って大分変ったとは言え、岡山は兵庫からも 広島からも「近くない存在」なのでしょう。

東西から岡山駅に入って来る電車はこんな感じ、真っ黄色なんです。

(2)電車(南北)では、
[北]山陽道から内陸に入って行く路線のほとんどは非電化で、ディーゼル車が1時間に1本あるかないかの運行ですが、出雲大社に繋がる伯備線だけ電化されていて、特急「八雲」が1時間に1本ビュンビュン走ってます。
[南]瀬戸大橋を渡って高松へは快速「マリンライナー」や特急「しおかぜ」が30分に1本の頻度でビュンビュン。 岡山駅から南北方向への繋がりは強いように見えます。

(3)テレビなどのローカルニュースや天気予報では、兵庫県・広島県との繋がりはほとんど無く、「岡山・香川地方」として放送されています。
香川県在住の恩師にこの話をすると「そう言えば、香川&岡山地方でくくられているね」と当たり前すぎて気が付かなかった、という感じでした。

(4)岡山駅のエスカレーターで、利用者は左に立って右から追い越す関東パターンが基本形(前の人が右に立っている場合はその後ろに立つ、と柔軟)です。 岡山は「右に立つ関西」から遠く離れているようです。

時折「右立ち」する人がいても白い目で見たりせず、優しく受け入れています。
「どっちでもいいんじゃない?」という感じで、こだわりは無いようです。

以上の4点から、私はあることに気が付きました。
「岡山は陸ではなく海・・・海賊の土地・文化なのだ!」

昨日、岡山市立中央図書館で見た資料の中で「牛窓に藤原氏(私と同姓)が栄えていた」という記事を見つけたこともあり、私の祖先が大海賊:藤原純友に繋がっているかも知れない、と更に掘り下げて歴史の創作(フィクションとノンフィクションの中間)を思いつきました!

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