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【15会】1ヶ月遅れの「大・太巻」企画

毎月15日は、15(イチゴ)会こと、みんなでツキイチご飯会
丹後暮らしの探求舎(京丹後市峰山町)に集まって、夜ごはん〜
コロナ禍のため、昨年11月を最後に開催が中断されていた為、今年の初回となった15会。検温と手指消毒、食事中以外のマスク着用を実施の上で再開となりました。

そして、今月の15会でのメインイベントは「大・太巻き会」。巨大の太巻。そう、節分に食べる太巻です。丹後暮らし探求舎の小林朝子さん企画で毎年行われていた「大・太巻の会」ですが、今年は緊急事態宣言により2月の節分には開催することができませんでした。

よって緊急事態宣言が解除されたこの度、節分から1ヶ月遅れの15会にて、太巻を作ることになったのです。

みんなで彩る、1m四方の海苔の上。


巨大太巻に使用されるお米は、なんと15合。海苔を1m四方に広げた巨大の太巻は「巻き簾」には到底収まり切らないサイズ。

ここで、巻き簾の代わりに「すだれ」が活躍します。すだれの上にご飯を敷き詰めて、そこからは15会の本領発揮。集まった人の数だけ、色々と具材が盛られていくのです。

そぼろ、ソーセージ、卵、ナムルなど「絶対美味しい!」って王道の具材もあれば、イカフライのような変わり種も。大勢で作って好みをミックスすることの醍醐味ですよね〜〜 このイカフライが後々、風味と食感のアクセントとなって大きな働きをするとはこの時点では知らず・・・「どんな味になるのだろう???」と不安な様子で見守る一同なのでした。

具材が載り切ったところ。美しいです

いざ、巻き巻きの時間

今回の15会の参加者は、約25人。全員とは行きませんが、多くの人から具材が持ち寄られて、見た目にも豪華な様子になってきました。さて問題はちゃんと巻けるのか・・・

記者会見のように大勢に囲まれ、見守られながら、大きな大きな巻き寿司が巻き上がっていきます。時に体重を掛けながら抑えておかないと、崩れてしまうほど。

どーん。巻き上がり。

巻時間、およそ約3分。意外なほどアッサリと巨大な太巻の完成。切ってみた形も綺麗。さすが、毎年「大・太巻の会」を続けてきた朝子さんの監督による賜物です。巻き上がった太巻の見た目は、ほぼストレッチポール。背筋のストレッチなどに使う、ジムとかに置いてあるアレです。

切り分けるにも、3人掛かり。

切り分けた様子は、こんな感じ。

お皿がないと、手のひらに乗りきらないくらいの大きさ。断面も綺麗です。

人数分になるくらいの薄さを保ちながら、太巻が切り分けられました。
いざ実食。

「美味しいね〜」の表情。私も食べてみて驚きでした。バラバラに持ち寄ったと思えないほど、味の調和が取れていて美味しかったのです。一品持ち寄り型のご飯会も良いですが、具材を持ち寄って一つの料理を完成させるもの”お祭りみたい”で良いですね^^

というわけで、今月の15会は「大・太巻の会」をメインイベントにした開催でした。新型コロナウイルス関連の状況で大きな変化がない限り、来月以降も引き続き「毎月15日」に開催予定です。

15日での固定制なので、都合のつきやすい月、曜日の会にご参加くださいね。開催に関するお知らせは「丹後暮らし探求舎」のフェイスブックページからお伝えしています。

”そもそも”15(イチゴ)会って?

最後になりますが「そもそも15会って何だ?」という方へ企画の主旨をご説明します。15会の始まりは、2019年11月に開催した「丹後にウェルカムだよ」というご飯会でした。地元の人、先輩移住者から、今月移住したばかりだよ!という人まで大集合したこの日。

”丹後にウェルカムだよ ご飯会”では、
移住者してから日常で仕事以外の人と接することができなかった
最近こんな人が移住してきたんだ~と知る出会いになった
ずっと丹後に住んでいるのに、出会ったことない人結構いた!」という反響がありました。

このイベントを通じて「毎月この日は、探求舎に行けば誰かに会える!」「最近のイベント情報を知れる!」そんな会を定期的に開催できたらという思いで発足したのが、15会という経緯です。

プレ開催を行ったのは、2020年1月15日。その後、新型コロナウイルス感染拡大防止のために休止期間を経て、2020年10月から正式に開催しているごはん会です。

地域によっての差異もありますが、情勢は、Afterコロナから、Withコロナ時代へと移ろいつつあるのではないでしょうか。私たちも感染症拡大の防止に配慮しながら、一旦は中断を経て、2021年3月から再び15会を開催しています。

会いたい人がいたら、紹介したい人があったら、近況を聞きたい顔が浮かべば、・・・いや、特別に目的がなくたって、毎月15日は15会へ。

職業、年代、性別などなど、属性の異なる丹後人が集うことで、新しい化学反応が生まれる場となりますように。「毎月15日、たんくら(丹後暮らし探求舎)へ行けば、みんなとご飯」と覚えておいてくださいね♩

写真:三井 雄太
文章:老籾千央

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