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フラワーウオッチング

土を作り、種をまき、水をやり、芽を出し、蕾をつけ、花を咲かせる人がうらやましい。季節に寄り添い、光と雨と花を咲かせていく、優しく、深い注意がもとめられる。自然も人も美しい花をさかせる。

バードウォッチングで空ばかり見ていたらロベルトは足元に咲く花のことを忘れてた。

テネシー州の花はアヤメだ。アヤメは山の平地や草地に咲く。

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テネシーにはテネシーコーンフラワーなる珍しい花がある。あまり見かけなかったが、それもそのはず、1968年に発見されるまで絶滅したと思われていた花だ。ひまわりの仲間で真夏から秋にかけて咲く花で、今では広い範囲で見られる。テネシーのひまわりを見つけに出かけたい。

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ニューヨークの州花はバラだが、アメリカの国家もがバラだ。バラは北半チベット周辺、中国雲南省からミャンマーにかけてが主産地で、ここから中近東、ヨーロッパへ、また極東から北アメリカへと伝播した。ニューヨークのバラも海を渡ってきたのだ。

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カリフォルニアの州の花は花菱草、ハナビシ草で、カルフォルニアンポピーと呼ばれている。

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アメリカの州の花の選定に関してはいろんな逸話は、今も続く議論があるようだ。

ロベルトが一番好きな花は何といっても”彼岸花、曼殊沙華”。子供の頃畦道に咲いていた花がいつの間にか視界から消えていたが、今ではお彼岸の頃真っ赤な花をつけてくれる。

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