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田舎にも忍び寄るIT社会(ETC only) 

故郷のまがりくねった道を、週末のバイカーや大型車が我が者顔で通り過ぎる。なんだか事故りそうなので、時々高速を使っていた。金はかかるが、高速の方が安全に思えるので利用していた。バイカーは信号機のない田舎道を軍団を作ってドライブを楽しんでいるようだし、大型車は高速運賃を節約するためか田舎道を走っている。自由で矛盾だらけの国で田舎生活をするのは楽でない。

よく使う高速道路がいつの間にかETC 専用(only)出入り口になっていた。人手不足もついにここまで来たのか。前は、田舎の知り合いがブースにいて、帰りを迎えてくれた。ETConlyの表示板,うっそうとした森の草木の中に沈み、そんな看板があったと言われても気が付かなかった(ロベルトが悪い)次の出口まで160円多くかかる、その上、自宅まで30分余分な時間がかかる。往復360円年金生活者には厳しい。
ETCを利用するには3万円の機械とカードの手続きが必要だ。現金生活の高齢者にいまさらどうしろというのか。便利になるどころか、年金暮らしには優しくない。高速道路は大都市と大都市を結ぶ道路。其れなら町道を曲顔に風邪を切るバイクや、大型自動車は高速道路だけにしてもらいたい。田舎の道も危険だ。

コンビニが近くにできて便利にはなった。さすがにconvenience store。 野菜や果物は道の駅で地元の野菜を食べている。無農薬、安心を食べている。
皮肉なことに里の駅の地産地消を求めて高速を使い多くに人が買い物に来る。便利なはずの高速道路が田舎生活に危険と不便も運んでくる。

そんなETConlyになった出口をETCなしにでてみる。クレーマーにならなくてよかった。ETCの出入り口にサポートラインができていた。(呼び名がサポートに変わっただけだが)。ようやく理解できた。ETConly の標識とサポートラインの看板が追加されていた。ETCがなくても当面はサポートしてくれ
るのだ。

新しいお札に変わった。あたかも現金を使えといわれているようだ。乗り合いバスで500円払おうとしたがコインが新しいので受け取れないと言われた。バスの停留所に自動販売機があったので水を買って、バスに乗った。130円の出費。ITパスに変えなければ。現金不要社会が来そうだが、当分の間は余計な金がかかる。
スマホにPAY-PAY,PAY-PAYにETC,ITのは田舎暮らしには必要ない。田舎にもITの波が押し寄せてきてる。


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