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嵐(あらし)のち雲(くもり)のち晴れ(はれ)のち雨(あめ)そして酷暑(こくしょ)

テレビの番組が気象関連のニュースに偏っている。そのせいか、気象予報国に暮らしているようだ気温も1度の誤差で、雨降りの情報も一時間の誤差に一喜一憂している。これに紫外線情報、雨具情報がついてくる。

おかげで野外や空を見あげる機会がふえた。40年前は、雲の名前を全て英語で言えていたのだが今は英語はもとより雲の名前もはっきりしない。積乱雲は ”cumulonimbus cloud” 。とっくに忘れてしまった。高層雲は ” Altostratus Cloud” こんな英語を覚えているわけがない?。最近よく聞くようになった”線状降水帯”という馴染みない言葉は英語名ではなんだろう?  ”Linear precipitation bands”、無理だ覚えられない。

梅雨は乱層雲が運んでくる。広く、分厚く、灰色の雲が空中おおう。暗く、陰気な気分にさせる。乱層雲は雨雲、雪雲と呼ばれている。雷を連れてくるのは入道雲、積乱雲だ。突然大粒の雨を降らせ、雷で驚かせて去ってゆく。地震、雷、火事、親父と昔からいわれるが、大人になっても雷は怖い。ちなみに、乱層雲の英語名は lit. tangled clouds。今どきの小学生は雲に詳しい。子供の頃のロベルトは、雨雲、雷雲、飛行機雲しか知らなかった。今の小学生はうろこ雲(巻積雲)わた雲(積雲)ひつじ雲(高積雲)すじ雲(巻雲)予報士なみに知っている。ひこうき雲(XX)は正式名はないようだ?

嵐が過ぎ、長雨が続く。それでも雨雲の間から光が見えてきた。梅雨明けが近そうだ。この夏は暑くなる。アメリカの野球実況をテレビで見ているとからりと晴れた青空、実に気持ちよさそうで,梅雨の季節は特に羨ましい。



からりと晴れたロサンジェルスのよう日もたくさんあったが、そんな日のことはかえって覚えていない。スマホに残る写真の中に、青空の写真を探す。空を意識し写真を撮ったわけではないので、青空の下で旅をしていた証明写真だ。

サン・ミゲル・ダス・ミソンイス(ブラジル)
新疆 天山・天池(中国)
哈爾濱(中国)
イグアスの滝(ブラジル)
倉敷(日本)

ロベルトには珍しい写真が取れていた。名前は分からない。浮雲、はぐれ雲

浮雲、はぐれ雲?

この”七”の形をした雲ははっきり覚えている。ちょうど平家七人塚にお参りしたときに遠くにこの雲が現れた。七人塚と雲は何の関係もなかろうが消えるまで、みんなで見あげていた。

上を向いて歩こう。不思議な雲を探して。これもボケ防止。



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