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人と現象が混ざる場所。|未熟なわたしがMixture Hubについて考えてみた Vol.1

Writer: 新野 瑞貴
「自分の決めたルールに従って自由に生きること」がモットーの千葉県出身。
宅浪時期に方向転換をし、オーストラリアでの留学を決意。4年間の留学を経て現地大学を卒業後、2021年2月からSLOW inc.に勤務し、5月から晴れてCommunication Designerとして正社員になる。毎日楽しく奮闘中。


未熟な私が考えてみた、ニューシーズン。
海外ドラマのSeasonが変わると、主人公の暮らす街が変わったり、登場人物の髪型が変わったりしますよね。
この連載のシーズン2もそんな感じです。
同じ人が書いているし、ロバート下北沢について、ということは変わらないけれど、ちょっとだけテーマが変わります。

それが「Mixture Hub」について。

Mixture Hubとは、人と現象が混ざる場所である。(ロバート下北沢定義)


ロバート下北沢OPEN時の理想像


2020年7月2日にオープンしたロバート下北沢。
「働きながら、あそぶ」「あそびながら、働く」
をテーマにしたコーワーキングスペースです。

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Chill Spaceでふーっと伸びをしてソファーに寄りかかる人がいたり、ロバート下北沢に置いてある本を手に取る人がいたり、その横で誰かがコーヒーブレイクをする合図であるコーヒーマシンの音が響いたり。

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お仕事だけでなく、読書や趣味など、自由に使っていただける、誰かの居場所になればいいなと思いオープンしてから、1年と少しが経ちました。

Co-working Spaceについて改めて考えながら、この1年でロバート下北沢も少しずつ変容しています。


お家と職場のあいだ


先日、ロバート下北沢の会員さんとお話した際に出てきたこのキーワード。

家だと子どもやテレビの音など他のことに気が散ってしまうし、職場だと休憩中もなかなか完璧な息抜きができない。

「この場所では集中して仕事もできるし、Youtubeなどの動画を観たり、
気兼ねなく休憩ができるからちょうどいいんです。」

そう会員さんに言っていただき、とても嬉しくなりました。


私自身、普段は会社の他のメンバーとコミュニュケーションをとったり、本業であるデザインのビジュアル作りを集中するときはSLOWのオフィスで働いています。

ロバート下北沢は私にとって境界線が溶けていく場所
ここにいると、仕事をしつつも、「あ、この記事をゆっくり読みたかったんだ」だとか、「この英単語って他にどんな意味があるの?」と調べたり、私個人の興味軸とお仕事の境界線が薄くなって、心にも余裕を持って視野を広げながら探究できます。

職場でもお家でもない、ということはスイッチでいうON・OFFのようにキッパリと切り替えられるわけではないので、あいまいな立ち位置でもあります。

人それぞれのお好きなようにロバート下北沢を利用していただきたい。
もっとオープンな場所にしたいと思っています。


Mixture(混じる)場所


従来のCo-working Spaceというと働く場所のイメージが強いですが、働く「こともできる」という、ロバート下北沢をオープンした当初、 理想として掲げていた場所に一歩ずつ近づきたい。それがロバート下北沢2年目の目標です。

同じ場所に共存する人たちがお互いに思いやりを持つことができれば、何をするのも自由。

ロバート下北沢の会員さんや、関わっていただいている人と交流をし始めると、みなさんの人柄も生業も本当に人ぞれぞれということを改めて知りました。

だからこそ“Co-working Spaceについて考えてみた”の第一回

で記述したように、好きな時に人と交流できる空間に魅力を感じています。

たとえば、Chill Spaceでピザを囲みながらプロジェクトについて語り合う人たちがいたり。
同じ場所に黙々と作業に集中している人もいたり。

働く人が一息ついた時に「ピザ食べますか?」と声をかけられたりもする。
使い方が自由な分、さまざまな光景がごちゃ混ぜになっている場所でありたい。


そしてその交流から新たに生まれる可能性を感じ取ったり、自分の生き方に還元していく。


そんなこれからを目指して、ロバート下北沢はCo-working Spaceからちょっぴり進化していきます。

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