見出し画像

CS職の需要がさらに高まっていく気がする話

今の会社に入って最初の3年半はカスタマーサポート(以下CS)でお客様のお問い合わせ対応をやっていました。基本的にはメールベースの対応でしたが、電話対応することも頻繁にあったし、アポなしで会社にお客様がいらっしゃることもありました。

2ちゃんねるやブログに個人名付きでクレームを書かれたことだってありますし、重たい内容のクレーム対応が続き、朝シャワーを浴びながら向き合うために気持ちを整えた日も少なくはなかったです。

お問い合わせいただいた件について、綺麗に解決できることもあれば、やっぱり要望にそえないこともある。サービス運営とお客様のバランスを取りながら、最適解を考える毎日でした。

それでも都度お礼のメールやお手紙なんかを頂くとすごく嬉しかったですし、実際にお客様からのご意見でサービスに反映できたこともたくさんあります。

なんで急にこんな事書いてるかっていうとこの本を読んだから。

昨今はカスタマーサクセスめちゃくちゃやってる企業も多いし、あらゆるチャネルで顧客とのタッチポイント増やしてると思いますけど、顧客とのリレーション、共創関係を構築するみたいな感覚ってCSの人めちゃくちゃ優れてる気がするんですよね。
(カスタマーサクセスを推進しているうーたんに聞いてみたら、カスタマーサポートとサクセスではやはり別物で、サポート出身者がそこまで担っている企業はまだ少ないそう)

CS職の人が今後もっと輝いてくる時代がいよいよきたな〜〜と感じてますが、意外とまだまだ受け身の仕事に見られがちな気もしてるんですよね。
CS出身として現在CS職頑張ってる方からキャリアについての相談とかもたまにいただくのですが、ちょっと業務に対する肯定感が低いなあと感じることもあります。

でもでもやっぱりサービスの最前線でお客様と直接コミュニケーションできるという素晴らしい経験は何事にも代え難いです。結局自分も最初の3年間のCS経験が全ての仕事の根本にあって、本当経験してよかったと胸をはれます。

PCやスマホのスクリーンを飛び越えたタッチポイントが重要な今、CS職の業務の一つとしてイベントやSNS運用、プロモーションも担っていくと面白くなるんじゃないかな〜なんて個人的には思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?