「=雨だよね。」 って話。 呼吸器に充満するにおい。"ペトリコール"(石のエッセンス)なんていうシャレオツな名前もついている雨降りの空気は、なんとなく気怠い一日を「ゆるして」くれる。 物や体にとどまらず、僕たちの精神までをも湿らせていく。 せっかくセットした髪型は崩れるし、いつものスニーカーは歩みの度にぐじゅりと音を立てて水を滲ませる。家事も仕事も勉強も、なんとなくやる気がしないというか、今日は気分が乗らないなぁって言い訳ができてしまうというか。 でも、雨の日
何を隠そう、口下手である。 自分のことを積極的に話すって、慣れない。 REALITY、いわゆる配信アプリを始めて2ヶ月近くになる。でも、僕のことを「得体の知れないヤツ」と思ってる人が居るのではなかろうか。 15年近い付き合いになる友人に勧められて配信者の扉を叩いた、名前も設定もその場のノリで作られた「炉端」というキャラクターの中の人について、自己紹介をしておこうと思う。 8月8日生まれの大学生(現在は休学中)。東北出身。身長161cm、体重は55kg前後の至