公営競技場近くの生活道路に見られる複雑な車両通行止め規制
全国の競馬場、オートレース場、競艇場、競輪場といった公営競技場近くの生活道路は、レース開催日には観客の乗用車で混み合うために特別な規制がされていることがある。公営競技場近くで見られる複雑な車両通行止め規制について見てみよう。
東京都
東京都では、東京競馬場 (府中)のまわりの生活道路にレース開催日の規制があるが、規制標識は割とシンプルにまとめられている。東京都では、規制標識のシンプル化には特に気を使っている。
場所: 東京都府中市 東京競馬場近くの生活道路
場所: 東京都府中市 競馬場通り
普段は緑色の「府中警察署」となっている手動の可変標識も設置されている。
千葉県
千葉県には中山競馬場 (船橋)、船橋オートレース・競馬場といった施設がある。これらの施設の近くの生活道路では、レース開催日は日中、それ以外はスクールゾーンで朝の登校時間の規制が行われており、巨大な補助標識が設置されていた。しかし、近年は規制の単純化が行われ、レース開催日に特化した規制は取り除かれる傾向にある。
場所: 千葉県船橋市 船橋法典駅近く 中山競馬場近くの生活道路
左は2019年までの標識、右は2020年からの標識
場所: 千葉県船橋市 船橋競馬・オートレース場近くの生活道路
左は2017年までの標識、右は2018年からの標識
静岡県
静岡県では、静岡競輪場の近くの道路で競輪開催日に合わせた一方通行規制が行われている。該当日時意外は標識にフードを被せる運用が行われている。また、かつては競輪開催日に限った駐車禁止規制も行われていたようだが、現在は見当たらない。
京都府
京都府では、京都競馬場の近くで規制が認められる。レース開催日や馬券発売日の日中に歩行者および自転車専用になる規制が入っている。
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