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【2023年6月1日締切り】持続化補助金<第12回>公募要領のポイント(10)

 小規模事業者持続化補助金(持続化補助金)の対象経費のひとつに「開発費」があります。当補助金公募要領では、開発費を「新商品の試作品や包装パッケージの試作開発にともなう原材料、設計、デザイン、製造、改良、加工するために支払われる経費」としています。

 今回の記事では、この公募要領に基づき「開発費」のポイントについて解説をしていきます。なお、詳細は下記サイトからダウンロードできる公募要領を直接ご確認いただくか、事務局に直接ご確認することをお勧めします。

【商工会議所管轄地域で事業を営んでいる方向け】

【商工会管轄地域で事業を営んでいる方向け】

1.【2023年6月1日締切り】持続化補助金<第12回>公募要領のポイント[開発費編]

【2023年6月1日締切り】持続化補助金<第12回>公募要領のポイント[開発費編]①パッケージ開発

 ある酒販店は、近隣に進出してきたコンビニエンスストアやディスカウントストアの攻勢に苦しんでいました。そこで180mlの日本酒が3本入る化粧箱を作成し、ギフト需要を掘り起こすことにしました。

 この化粧箱のデザイン費用の一部を当補助金で調達することとし、同店は応募したわけですが、無事採択され、補助事業を展開した結果、業績が大きく伸長しました。このように商品の販売促進を目的としたパッケージ開発に要する費用は「開発費」で計上することが可能です。

 既存商品のパッケージを開発して販売促進を図るという考えが、盲点となっている事業者はことのほか多い印象がありますが、販路開拓の方策として持っておいても良い選択肢ではないでしょうか。

 なお、公募要領には開発費の対象とならない例として「(包装パッケージの開発が完了し)実際に販売する商品・製品を包装するために印刷・購入するパッケージ分」という記載があり、パッケージのデザイン費用は対象になりますが、その印刷費用は対象にならない点に留意する必要があるでしょう。

【2023年6月1日締切り】持続化補助金<第12回>公募要領のポイント[開発費編]②新製品開発の原材料代

 新製品を開発し、市場へ投入する場合、事前に試作品を作成するケースがありますが、その原材料費は今回見ている開発費として計上することが可能です。ただし、その受払は記録を残しておくとともに、新製品開発に使い切ることのできなかった原材料に要した費用は対象外となる点に留意する必要があるでしょう。

 今回の記事では、【2023年6月1日締切り】持続化補助金<第12回>公募要領のポイントとして、対象経費の「開発費」を採り上げ、①パッケージ開発、②新製品開発の原材料代、について述べました。次回は補助対象経費の「委託・外注費」を見ていきます。

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