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決定版!持続化補助金に採択されやすくなる計画書の書き方(11)

 前回前々回の記事を通じ、採択の可能性が高まる<補助事業計画>「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」の書き方のポイントとして、以下を挙げました。

①冒頭に事業の概要を記載する
②切り分けて記載する
③5W2Hを説明する
④<経営計画>との整合性を意識する
⑤創意工夫の特徴を示す
⑥ITを活用した取組みを盛り込む

 今回の記事では、同じく当欄の書き方として7つ目以降のポイントを述べていきます。

1.決定版!持続化補助金に採択されやすくなる計画書の書き方【販路開拓等(生産性向上)の取組内容編】

決定版!持続化補助金に採択されやすくなる計画書の書き方【販路開拓等(生産性向上)の取組内容編】ポイント⑦対象経費の金額を記載する

小規模事業者持続化補助金 第13回 公募要領から抜粋(一部加工)

 上図は、持続化補助金の公募要領内「審査の観点」に記載のある「書面審査」の項目ですが、各項目に対応することで、当然のことながら採択される可能性は高まっていきます。そこで、今回は赤枠部分「④積算の透明・適切性」への対応について述べていきます。

 なお、この対応を考える際、参考になるのが、下記サイトからダウンロードできる計画書記載例です。

【商工会議所管轄地域で事業を営んでいる方向け】

【商工会管轄地域で事業を営んでいる方向け】

 上記サイトには6業種の計画書記載例がありますが、全業種に共通している書き方として<補助事業計画>「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」に、補助事業にかかる経費が盛り込まれている点が挙げられます。

 この補助事業にかかる経費に関しては、様式3の補助事業計画書②にある経費一覧表に記載して提出することとなっていますが、そこだけでなく、あえて補助事業の説明に経費額を加えることは、補助事業計画に合致した事業実施に必要な経費であることが訴求しやすく、前述の「書面審査」項目に対応できると言えるでしょう。

決定版!持続化補助金に採択されやすくなる計画書の書き方【販路開拓等(生産性向上)の取組内容編】ポイント⑧対象経費を細かく記載する

 持続化補助金の対象経費に関して、見積書を取得しなければならない場合がありますが、そうでなくても計画書を作成する場合は、見積書の取得をお勧めしています。見積書をとるということは、発注先や使い道、金額など補助事業の内容が具体化されるためです。

 よって「〇〇一式 ●●円」と1行だけの見積書ではなく、ある程度詳細なものである必要がありますが、それらを「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」に盛り込むことで、経費明細表の行数の関係で説明し切れない内容も、説明できることが期待できます。

 このことは、前述の「書面審査」項目にある「事業費の計上・積算が正確・明確で、真に必要な金額が計上されているか。」に対応できるものと言えるでしょう。

 今回の記事では、採択の可能性を高める<補助事業計画>「2.販路開拓等(生産性向上)の取組内容」の記載ポイントとして、⑦対象経費の金額を記載する、⑧対象経費を細かく記載する、を挙げました。次回は「4.補助事業の効果」を採り上げます。

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