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持続化補助金に採択された計画書を公開!リユースショップの事例④

 銀座パリス鶴瀬店は、不要になった中古品を扱うフランチャイズチェーン、銀座パリスの加盟店ですが、オリジナルホームページの作成、看板の設置、チラシの作成とポスティングにかかる費用の一部を小規模事業者持続化補助金で調達することにしました。

 そこで計画を作成し、当補助金の申請をした結果、採択されましたが、同店店長からご協力を得ることができたので、その計画書の内容を公開し、採択を引き寄せるポイントをご紹介します。今回はそのシリーズの4回目として、<経営計画>「3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み」を見ていきます。

 なお、リサイクルとは、生ごみから肥料を作るなど資源の「再生利用」を意味し、リユースとは中古の高級陶器を他者が形を変えずに使うなど「再利用」することを意味します。また、業界団体が「リサイクルショップ」ではなく「リユースショップ」という呼称の活用を推していることもあり、当記事では同店を「リユースショップ」と称することとします。

1. 持続化補助金に採択されたリユースショップの計画書のポイント【自社や自社の提供する商品・サービスの強み編】

持続化補助金に採択されたリユースショップの計画書のポイント【自社や自社の提供する商品・サービスの強み編】(1)人的資源の強みを記載する

 小規模事業者の事業展開は、経営者の経歴に基づくビジネスモデルや、経営者の属人的なスキルに依存する傾向があると言えます。よって、経営者が保有する強みはしっかり認識し、積極的に活用すべきですし、従業員がいるのであれば、当然その方々のスキルや経歴も活用するべきでしょう。

 同店は、当欄に「代表は、学習塾やパソコン教室の講師経験があり、相応の接客サービスを提供できる」といった内容で、経営者の強みを記載しました。このように人的資源の強みを記載したことは、同店が採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

持続化補助金に採択されたリユースショップの計画書のポイント【自社や自社の提供する商品・サービスの強み編】(2)物的資源の強みを記載する

 同店は、当欄に「大手飲食店に隣接するとともに、最寄駅(東武東上線鶴瀬駅)から徒歩6分の利便性の高い場所に立地している」と店舗の立地に関する強みも記載しました。

 店舗の立地条件は、事業者の業績に大きな影響を及ぼすと言え、特に駅や商業施設など高い集客力を誇る施設の近隣に立地していることは、強みとして認識するべきでしょう。そのような物的資源の強みも記載したことも採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

持続化補助金に採択されたリユースショップの計画書のポイント【自社や自社の提供する商品・サービスの強み編】(3)情報的資源の強みを記載する

 経営資源は、人・物・金・情報から構成されるという考え方がありますが、その中の情報的資源には、知識・技術・顧客情報・ノウハウなどがあります。

 同店は「フランチャイズチェーンに加盟して9年が経過しており、ノウハウが蓄積されつつある」といった内容で、ノウハウという情報的資源の強みを記載したことも採択を引き寄せたポイントと言えるでしょう。

 今回の記事では<経営計画>「3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み」を記載する際のポイントとして、(1)人的資源の強みを記載する、(2)物的資源の強みを記載する、(3)情報的資源の強みを記載する、を挙げましたが、自社の強みを人・物・金・情報という切り口で洗い出すことで、数多くの強みを見出すことが可能となるでしょう。なお、次回は「4.経営方針・目標と今後のプラン」を見ていきます。

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