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土木:橋:片桐橋(松川、長野県松川町)

長野県道15号は、伊那谷を南北に縦貫している主要道路の中では一番西側、つまり天竜川右岸で一番山側を走っていて、いかにも旧街道の雰囲気がある。片桐橋を渡る時も何か惹かれるものがあった。特に目立たない小さな橋だけど、親柱や欄干の素材・デザインが昭和初期のような気がして車を停めたら、果たして昭和15年架橋だった、

橋脚も石積みになっている。

この橋が素晴らしいのは、橋そのものが昭和初期のスタイルをよく残していることに加えて、この左岸の築堤!橋の前後での高低差を少なくして、スムーズな車両交通を確保している。架橋当時(昭和15年)の地域高規格道路だったことだろう。


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