立場が変わると気づく
今日、後輩の同僚が言った一言。
話の流れとしては、
私達の仕事は、相手に取材して話を聞くのですが
取材をする時に大事にしたいことって何だろう、と話していた時です。
立場が変わるというのは、取材をする側が取材をされる側に変わるということ。
実は、先日ある大学1年生から逆に取材をされたのです。
その時は、私とその同僚が取材を受けたのですが、
質問されて、私達が答えた後に、相手の反応が無いと大分不安になることを体感しました。
具体的には、次のような感じ。
(取材者)○○についてはどうですか?
(私達)それについては、〜で、〜ですね。
(取材者)あ、ありがとうございます。
(私達)……、(理解できたかな、聞きたい答えになっていたかな…)
大学生は、取材経験がほぼ無いとのことで、緊張もされていました。
一人でアポを取って、一生懸命頑張っている、と感心しました。
複数の質問をしっかり事前に考えてきていました。
そんな風に逆に立場になる経験をしてから、
同僚は、自分がこれまで相手に取材して、
相手が答えてくれた時に、自分の反応が薄かったことを自覚したそうです。
後輩曰く、
「へぇ〜」とか「そうなんですね!」とか
「ちなみに今の○○というのは、○○という事ですか」とか
相槌や確認などの言葉がないと、大分違和感を感じますね、と。
立場が変わることで、そういうことに気づけた後輩。
きっと次の取材はこれまで以上に、相手が気持ちよく話してくれる良い取材をしてくれることでしょう!
一つ一つの経験を大事にしているからこそ、
気づきが生まれ、出来る事が増えていく。
素晴らしいですね。
そんな後輩を見ていて、
私も怖がらず、面倒くさがらず、何事もやっていこうと思わせてもらいました。
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