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”物事に取っ手をつけて相手に無理させない”

広島出身の起業家・建築家 谷尻 誠さんの
「THINK WEB」という YouTubeチャンネルで
コピーライター 小西利行さんとのトークショーを見ました。

「伝える≠伝わる」
伝わるアプローチを意識して心がけている私にとって
めちゃくちゃ学びの場でした。
以下、小西さんの印象に残った言葉をメモしていきます。

一応マイケルムーア似ということになっています笑
世の中のモノは、取っ手がない箱みたいなもの。
とても持ち運びにくいから。
それを、持ち運びたくなる、持ち運びやすくする。
物事に取っ手をつけて、相手に無理をさせない。
それがコミュニケーションデザイン。
相手の状況を理解してコミュニケーションすれば取っ手がつく。
伝わると言うのは結局感動。
人の感情を動かすものを作らないと話にならない。
間を作らないと、人って動けない。
話がうまい人は、間の作り方がうまい。
おいしいものを、おいしいといっても間にならない。
(事例)「子供の放置自転車を無くすための看板」
よい子のみんなへ
当店敷地内に自転車を放置した際には
常識では考えられない対応をいたしますので
放置する場所を変えましょう
説明しなくても面白いと言うのは、共通の間が存在している。
自殺の名所と言うところに、立て看板を置いた
”ちょっと待てハードディスクは消したのか?”
話題になり人が集まる場所になって
自殺の名所ではなくなった
僕(小西さん)は、
まっすぐ話さなくても、それよりも伝わる方法論は絶対にあると思っている。
言いたいことを言うだけだと伝わらない。
当たり前だけど、
相手のことを意識しながらじゃないとうまく伝えられない
物事を自分に都合よく見ない。
自分の色がないと言うコピーライターがいる。
コピーライターにも向いてないと言うが、逆。
色がないと言う事は、いろんな色になれると言う事。
色が薄くてもいいから、その人の色になってその人のことを考えよう。
商品を売りたい時、普通はその商品の良い所を考える。
だけど、その商品の横に「人生」と言う言葉を置いてみよう。
その商品と人生と言う言葉の間にあることを探る。
それが多分人に1番刺さるものになる。
答えじゃなくて、問いの時代になった。
”そもそも思考” ”そもそもシンキング”
デザイン思考は課題解決のプロセスだけど、
そもそも思考は課題発見のプロセス。
そもそも必要ですか?
この問いが必要。
ストーリーの方が世の中を動かす。

今回は、小西さんの言葉をピックしましたが
谷尻さんとTHINKのファンになりました。
他のTHINKも見てみたい!


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