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こだわリスペクト

相手のこだわりをリスペクトすると、人間関係がうまくいく。
私はそれを「こだわリスペクト」として、意識しています。

例えば、こんな事も「こだわリスペクト」という話。

同じ会社の別部署の職員から、メールで問い合わせを受けていたのですが、私はそのメールに気づかず、返信できていませんでした。
そして、その職員が電話でトゲのある言葉を投げてきたんです。

先日、「相手が受け取れる「形」のボールで」という記事で、トゲのある言葉を投げられると、反射的に「痛っ」と反応してしまうと書きました。

トゲが鋭いと、自分を守ろうと反発しそうになるのですが、今回はそこまで鋭くないトゲ。落ち着いて謝罪をして、そのまま電話で回答したのですが、相手は「送ったメールに改めて回答してほしい」と言うのです。

私は「今電話で答えたのに、メールで返信しなくてはなりませんか?」と聞きますが、相手は「返信が欲しい」とのこと。

ここで、私の心が反応します。
”そっか、相手はメールで返事が欲しいのだ。相手のこだわりを尊重しよう”

電話を終え、相手が送っていたメールを探して見つけました。
相手のメールは、「忙しい中、申し訳ありませんが…」と前置きを入れて、全体的に腰の低い姿勢の文面でした。
相手は、急ぎで回答が欲しい訳ではないため、回答する側の時間を無駄にしないよう、こちらに配慮してメールで聞いていた、それが感じられる文面だったのです。

私は、そのメールに回答し、その後相手からの追加の質問メールを何度かやり取りし、最終的に相手は納得されたようでした。

こだわりって、相手が大切にしているものなんです。

相手が大切にしているものを尊重できると、相手と良い関係を築けるようになります。
誰だって、自分を大切にしてもらいたいのです。

こだわりを全て理解しなければならない訳ではありません。
尊重する意識を持つだけで、表情、相手にかける言葉、言葉の調子が変わります。

職場や家庭などで、こだわリスペクト、ちょっと意識してみませんか。

今日も、素敵なことに気づけた1日。
ありがとうございます!

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