勝手にマイブーム~レベッカとその先人たち
80年代に活躍したレベッカ。
当時も今も、”和製マドンナ”という呼び名が良くも悪くも付きまとうNOKKOではあるが、逆にいえばここまで”マドンナ”たりえたフォロワーはいないという証左でもある。
レベッカの代表曲というと真っ先に”フレンズ”が挙がることと思うが、今回はそれ以外で後世に伝えたい名曲を紹介したい。
まずは、”CHEAP HIPPIES”。何かの歌番組にて。
スタジオ収録なのだが、この迫力たるや!
振り付けというよりも、体中からほとばしるエネルギーを持て余し、本能のままに全身を躍動させているようだ。
次は、”Private heroine”。伝説となっている1989年の早稲田大学の学園祭でのパフォーマンスだ。
伝え聞くところでは、当日あまり体調がよくなかったとか。それでも圧巻のパフォーマンス。またそれを支えるスタッフのおかげでこの映像が残っているとするならば、その力量も称賛したい。
女性ボーカルのバンドというのはこのレベッカで一躍脚光を浴びるようになった感があるが、決してそのようなことはない。
数ある先人たちの中から、二組をここで紹介したい。
まずは、これぞ伝説のバンド、サディスティック・ミカ・バンド。
これはイギリスのTV番組に出演した時のパフォーマンス。
ミカの堂々たるボーカルもさることながら、メンバーのテクニックに目を見張る。なお、この放送の数日後に解散となってしまう。残念。
次は、あの大橋純子をボーカルに戴いたバンド、美乃谷セントラルステイションである。
「たそがれマイ・ラブ」や「シルエット・ロマンス」からは想像もできないパワフルなボーカル。そしてこちらもバンドメンバーの卓越した演奏に目を見張らされる。
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