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偉大な父の影に隠れることなく~ナンシー・シナトラ

フランク・シナトラというと、20世紀のエンターテイメントに良くも悪くも足跡を残した人物だ。
その娘であるナンシー・シナトラも、父と同じ道を歩んでいく。

その彼女の数ある歌の中で、自分の好きな曲がこちら。
”These Boots Are Made For Walkin'”、なぜか邦題は「にくい貴方」。

この曲のアウトロ、どこかで聞いたことがないだろうか。
よくバラエティ番組などで使われていたりした記憶がある。

この曲はそこだけでなく、その歌い方。
発表された60年代半ばには同じくガールズポップも出始めていてもっと軽快だったりセクシーだったりするのだが、このぶっきらぼうで媚びない感じ、新鮮ではないか。
このYouTubeはエドサリバンショーだと思われるが、その演出はサイケデリックであり、今見ても古びていない(と自分は思う)。

もう一曲。こちらは父フランクとの共演で有名な”Somethin' Stupid”、邦題は「恋のひとこと」。

大変にヒットしたとのことだが、今の世代からは大滝詠一・竹内まりやのバージョンの方が有名かもしれない。
それにしても、このデュエットはどちらから話が持ち上がったものなのだろう。当時は彼女の両親はすでに離婚していたわけで、彼女の本心やいかに。

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