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せんにん
2020年10月19日 00:19
先週、筒美京平の訃報が日本中を駆け抜けた。作曲家のプレゼンスが最近はさほどではなくなり、シンガーソングライターの万能性がもてはやされる時代になってきているように感じる。しかし、一人の歌手やアイドルに一つの物語性を帯びさせ、その時の社会が求めているパッケージにして売り出していくという、在りし日の作詞家・作曲家は、文字通り時代の空気を作り出していたわけで、その影響は現代にいたるまで計り知れない。