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G級で結局面白くなったモンハンライズ

モンハンライズ、上位の段階でも自分はかなり好きだった。クエストに向かい、モンスターにエンカウントするまでの過程が極端に省略され、コンテンツが溢れ時間に追われ続ける現代においてもコンスタントに遊ぶことができる。

しかしやはりどれだけ遊びやすくてもコンテンツがなかったのだ。つまるところ永続的に遊べるようなエンドコンテンツの話だ。百竜夜行は長い割にそんなにうまみがないし、ランダム性の高いコンテンツもなくユーザーとしても強化個体を狩るばかりだ。

巷ではコンテンツの少なさをライズとかけて”半ライス”などと揶揄され、それはもう散々な扱いをうけていた(当社比)。
当時はPS4を持っておらずXXとライズを往復していたこともあり、「ワールドはよかった」という言葉に辟易したものだ。実際PC版を遊んだらその言葉も理解できはしたのだが…

そんなこんなでユーザーの不安を募らせたまま発表されたサンブレイクだったが、ライゼクスやセルレギオスの参戦発表により、事態は好転し始めていた。XXを愛した自分にとってもライゼクス発表は嬉しかった。
疾替え実装で救われる技があったり、密林が来るんじゃないかと噂されていたり、界隈も徐々に盛り上がりを見せていたとき、ヤツが現れた。

エスピナス参戦である。
フロンティアがサービス終了を迎え、フロンティアに登場するモンスターはもう会えない…と絶望視されていた中でのシリーズ初のフロンティアからの輸入モンスター。
発売前情報で大盛り上がりで無事サンブレイクは発売を迎えた(シャガルマガラとかいうヤツもいたがそんなに盛り上がってない感)。

参戦モンスターが魅力的というだけで実際めちゃくちゃ面白かったのだが、第1弾タイトルアップデートにて待望のエンドコンテンツが実装される。
傀異討究クエストだ。MH4Gのギルドクエストと似たようなシステムながら難易度は程よく強敵というレベルに落ち着き、発掘装備という魔のシステムは傀異錬成という新たな魔のシステムへと変化した。

クエストをひたすら繰り返すこと自体にも終わりはないが、傀異錬成も付与されるスキルのランダム性が強く終わりがない。
クエスト内容がランダムなこともあり狩るモンスターは一辺倒にならず、カジュアルユーザーでも妥協ラインというカタチで傀異錬成をのんびり楽しむこともできる。

事実上”完成されたギルドクエスト”のようであり、魅力的なモンスター、永遠に遊べるエンドコンテンツ実装、さらなる期待が持てる今後のアップデート…とサンブレイクは無事コンテンツ盛りだくさんの面白いゲームとなった。

冷静に考えて上位でゲームが完成しているワケもなく、G級で無事ゲームとして完成を迎え、自身もとても安堵した。

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