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27話を雑に喋りたいだけの男

ついにガッチャードも転換点に突入、そんな27話が結構アツかったので熱が冷める前に喋りたいだけ喋ってみよう。ただ話したいだけなので、前文を積まずにさっさと本題へ。


「ガッチャ!クロスホッパー!」の雑感

いきなりの三人同時変身が早くもアツい。ガッチャードをメインで張っていた第1クールとは打って変わってトリオでの絵面が増えたことで、一気にいつもの仮面ライダーらしく落ち着きを見せた第2クールがかなり好きだ。

逆にずっと戦いに参加できなかった蓮華と錆丸にも三姉妹と張り合うシーンがあるのが印象的。前線に出ないことに変わりはないが、ただひたすらに守られるだけじゃないサポーターとしていい立ち位置になっているように感じる。
「頑張れ!仮面ライダー!」とありきたりなセリフも、ずっとそばで見てきた宝太郎を勇気づけるフレーズであり、三姉妹側にも”それがガッチャードを強くする…”と一目置かれている点が面白い。

ついに完全に吹っ切れたミナトが生徒のピンチに現れるシーン、グリオンの元で迷いに囚われ続けていた描写が第2クール序盤からしつこいほどに描写されていただけあって、短いながらも強烈なカタルシスがある。
何度も生徒たちの想いに触れながらも背を向け、語ることもなかったミナトが「お前たちの声は響いていた、響いていたんだ!」と勢いのままに心の内をさらけ出すセリフは、いい意味で先生らしさを振り切った一人の人間としての声のようで一気に魅力を感じられた。

プラチナガッチャードいいよね…

そしてついに登場、プラチナガッチャード。
プラチナ=白金だから、そのまま白ベースに金色で行け!という王道っぷりが中間フォーム感満点の説得力あるビジュアルだ。
基本色の白+金、胴体側面の黒、差し色に橙+水+銀と…色数だけで見ると相当ゴチャついたようなイメージがあるが

  • アイテムカラー=ガッチャードの象徴らしいオレンジのライン

  • 基本形態&ファイヤーの共通色であるメタリックブルー+シルバー

  • アイアンの面影を残す脇腹から腿にかけての黒

  • プラチナらしい真っ白なスーツ+全身を巡る金のライン

これまで何度も強化されて姿を変えてきたガッチャードながら、未だに目元や肩、腿などにスチームホッパーらしさが残り続けている。
中間フォームらしい新しい形と共に、己を製錬することで変わり続けてきた形跡が各所に見られるデザインがハチャメチャにカッコいい。

アイアンの段階でドライバーとテンライナーでボイスのハモりがあり、そこにクロスホッパーが加わって「ガッチャンコ!」の雄叫びが完成する瞬間は、これまでケミーと絆を結んできた宝太郎の道筋を表すようで非常に魅力的だ。

つまるところ

1クールかけてついにグリオンを撃破する大団円を迎えたものの、あんなガッツリ黒幕っぽい存在をシンプルに打ち砕けるということは当然まだまだその奥=暗黒の扉の向こうにとんでもない存在が控えているワケで。

錬金術(ケミストリー)は加速する!」という見出しを体現した第2クールながら、ゲストに留まらずポスターに居座るデイブレイクとレジェンドの謎は未だに解けておらず、ここ最近のキャンペーン展開からレジェンド登場の気配も感じている。
今後もまだ見ぬガッチャのために、視聴を続けていこう。

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