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アークに会うためにウルサマ後期へ行ってきたよ

2024/07/20から08/26にかけて開催されている、ウルトラマンの公式大型イベント「ウルトラヒーローズEXPO 2024 サマーフェスティバル IN 池袋・サンシャインシティ」に行ってきた。
公式イベント参戦自体が初めてだったので何もかもが新鮮で、楽しさのあまり撮影をすっぽかすことがほとんどだったのだが…紹介できる範囲で紹介していこう。


少しだけ会場外

サンシャインシティ正面口

太陽が灼熱すぎて秒で離れた

サンシャインシティの入口からいきなりウルトラマンの巨像がお出迎え。
ウルトラマンの目線どおりまさに見上げる大きさで、入場前からワクワクさせてくれる。以前別件で来たときは別口から入ったので、そのときのクセで入ったらこれが見れなかったと思うとマジで真正面から入れて良かった。

トイザらスを守ってくれていたのはギンガさんでしたか、お疲れさんです。

道中のトイザらス前にはウルトラマンギンガ。
二度目ながらつい写真を撮りたくなってしまう…ウルサマシーズンということで軽くフォトスポット化していた。

待機列で思い出し

一緒に訪れた友人と「さすがに列できてるね~」と話しながら連絡通路を通った瞬間に「ブレーザー1話でゲント隊長が通ってたとこじゃん!!!」と思い出した。友人は気付いていなかったようで、慌てて本編を見て確認したらちゃんと通っていた。オタクの記憶力はこういうときにだけ活性化する

ウルサマ会場内

SKIP星元市分所再現展示

飛世ユウマのデスク。雑多なモノもなくきっかりした配置

入場してさっそくSKIP星元市分所を再現した展示コーナーに。キャストの等身大パネルと共に、各デスクにはキャストの手書きメッセージが添えられている。デスク上はどれも個性があり、伴ヒロシ所長は積まれた文献の上に犬の写真を直置きしていたり、夏目リン調査員は壁のボードに大量の怪獣資料を貼りまくっていた。

そして見ていく中で驚いたのがあちこちにしまわれているファイルの背表紙。よく目を凝らしてやっと気づいたのだが、そのどれもが過去のウルトラシリーズのサブタイトルになっていた。

「Ga Ramonno gya ku shu u」は文字列が長いので分かりやすい

肝心なところをなんで寄りで撮ってないんだコイツは
ウルトラQ 15話「カネゴンの繭」は「Kan eg on no ma you」(”ユー”=”ゆ”)
同じく16話「ガラモンの逆襲」は「Ga Ramonno gya ku shu u
といったように、ローマ字表記かつ絶妙なバラしによってパッと見ではなかなか気づけないようになっていて面白い。
上記画像の中央がガラモン、最下段がカネゴンだ。

ウルトラQだけでなくウルトラセブンの「狙われた街」など他シリーズの物も見られ、まるでイースターエッグを見つけたようで嬉しい気持ちになった。軽く流し見するようなポイントに小ネタを挟んでくるあたりが円谷っぽいな~と勝手に納得していたり。

怪獣ミニジオラマ

ニダイメさん

SKIPエリアを抜けた先には自然のミニジオラマの中に佇む怪獣たちが出現。
アルプス山中で大岩を砕くレッドキング、目元から見るに恐らく二代目。何が二代目たらしめているのか未だによく分かっていない…
大怪獣バトルやエックスで馴染み深いゴモラは山々の中に。近くで見ると腹の鱗が大きく鮮明に見えて迫力がある。

ペガをちゃんと撮れていない
そろそろデカくなる

隣にはカネゴンペガッサ星人ペガ。足元にはスピニーが佇む。
カネゴンは現時点で11,228円食べている。これくらいならまだまだ元気だろう。後期しか行っていないので分からないが、もしかしたら前期ではもっと少ない額だったりするのだろうか…?

アークエリア

手前の展示からもずっと聞こえてた

ミニジオラマ裏手からはウルトラマンアークのエリアに。
アークアライザーを構え今にも変身しようとするユウマの衣装が瓦礫に囲まれ、1話の光景が再現されている。手前の鏡にアークが映り込み「ユウマ、想像力を解き放て…」と語りかけてきたり、端にちっこくウーズが映り込んでいたりと狭いスペースながら作りこまれている。

こちらは最初の目玉であるリオドvsアークの大型ジオラマ、めちゃくちゃ幅広に作られていて迫力が凄まじい。どうやら後期になってからアークがソリスアーマーを装備するようになったらしく、ここは明確に後期に行けて一層嬉しかったポイントだ。
近くで見るソリスアーマーのグローブのゴツさがなんともカッコいいが、背中の大きなトゲに毛髪、長い鼻も伸ばして全身ボリューム満点なリオドもインパクト絶大で見ごたえがあった。

ニュージェネ集合ジオラマ

ウルトラマンたちの掛け声も聞こえる

そして次の目玉となるニュージェネ大集合の大型ジオラマ。空間内にこれでもかとウルトラマンが詰まっており見ごたえ抜群だ。

ギンガ&ビクトリーはゾーンから迎え入れるように見つめてくれる。両者とも頭部のクリスタルが鮮やかに発光していて美しい…
タッコングvsタイガ。久々の登場で話題になったカードがここでも見られ、足元はしっかりと港湾地帯を思わせる水辺になっている。

どっちも顔がいかつい

デマーガ&ブレーザーは岩壁から「親と子」を思い出せて懐かしい。防衛隊の攻撃を弾いたブレーザーの咆哮ポーズに、よく見ると手前にはベビーデマーガも。
レヴィーラvsジード、前年がブレーザーだったこともありブレーザー登場怪獣が多めな印象。両者に関連性はないが、”造られた生命”繋がりというイメージだろうか?

奥にもまだまだ物量満点で怪獣とウルトラマンがせめぎ合う。グリーザvsエックスペダニウムゼットンバードンと、バリエーション豊かなラインナップはいくらでも見ていられた。

やばい
マジでカッコよすぎないか

ゼロ様~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
ゼロ15周年の一環でステージ入口前にはマントを羽織ったゼロが!ゼットでの初披露から年々カッコよくなっていく姿に見惚れる…
ちょうどウルトラショットがブレーザーorゼロだったのだが、自分の中でゼロがあまりにも偶像、神格化されていて逆に…みたいなところもあってブレーザーと撮ってしまった。限界オタクすぎる

NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンアーク編 ~すべての生きるものたちへ~

当然ながら見せられるのは写真撮影OKゾーンのみ

一通り展示を通って最後にはお待ちかねのヒーローショー
最近ようやく握手会やグリーティングに顔を出した程度の人間なのでこうしたショーを見るのは今回が初だった。ショーの内容は前期と後期で違うようで、後期ではサンシャインシティに現れたレッドキングと、それに対峙するアークにフィーチャーした内容となる。

年に一度の夏イベントなこともあり、演出のどれもが気合のこもったモノでひたすら圧倒された。薄い幕を通してステージに表と裏を作り出したり、ショーの中で一度だけのアークの飛翔カットにワイヤーを合わせることで実際に飛び上がっていたり…アナログならではの表現が新鮮に映って非常に面白かった。

ウルサマにて初登場となるサトゥルーアーマーのお披露目も印象深く、ソリスやルーナと違って上半身がまるごと発光部かのような豪華な作りこみと冷気を操るアクションが美しくもカッコよかった。
途中にはルティオンが登場し、アーク(ユウマ)と共闘するようなシーンも。とにかくルティオンのスーツがあるということ自体が驚きで、全身が白銀に染まったアークのような姿はひたすらに異質に見えた。

いきなり仲良しになるタイタスとグレンファイヤーがかわいい

そしてアークパートが終わった途端いきなりゼロvsベリアルパートに。
花道から客席に降りて真正面の子供に寄りで睨みを効かすベリアルの本気ぶり、着地の瞬間の振動と共に緊張も伝わってくるようだった。
そこから奮起して立ち上がるゼロ、真正面の子供に視線をやってからの爆音の「ULTRA FLY」!!!!!

青空と共に形勢逆転でベリアルを打ち倒す姿はまさにウルトラゼロファイトそのものであり、ちょうど直近で見返していたこともあって唐突なサプライズに心をぶち壊された。アークを目当てに見に来たのに最後は全てゼロが持っていってしまった………15年経ってもいつまでもズルいカッコよさのあるウルトラマンだなゼロって………

それぞれ違う先を見ている定番のカッコよさ

ゼロvsベリアルパートの後はトライスクワッドとウルティメイトフォースゼロでラストバトル。客席横からアーリーベリアルアーリートレギアが登場し、因縁の戦いが同時に繰り広げられる。
暗転からの同時光線技、爆炎の中でひとり独立して立ち上がるアークが印象的だった。

アークパートの「おわり」から2度もどんでん返しがある息もつかせぬ怒涛の構成はとてもいい思い出になった。その7割くらいをULTRA FLYでさらわれたが

つまるところ

今回のイベントは毎年夏の大型イベントなだけあって会場全体がウルトラマン一色、かつ見どころが高密度に圧縮されている楽しさがあった。
展示→ステージ→物販と、とにかく導線がしっかりしていてあまり立ち止まれないのがやや残念だったが、だからこそのハイテンポな体験こそがワクワク感の維持に繋がっているような感覚もある。

ニチアサもこういうのどんどんやってくんねぇかな…

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