見出し画像

デバイスから来る面白さ[日記:24/07/13]

デイリー消化で一晩終わるの嫌だな…とふと思い、関心の薄くなったモノを切り上げてみたのだが、いざそれで時間を捻出しても結局ストーリーを読み進めるのには別の体力を使わないといけないことに気付く。お前は一体やりたくてやってるのか、義務感に引きずられているのかどっちなんだ…俺も分からない…

とりあえず原神とスタレはもう回したいコンテンツが見当たらないので、大型更新まで寝かしてもいいかなという気持ちがある。経験値素材を取るだけの日々はもうやってないと同義だろうということで。


本日のゲームばなし

移植は不可能と悟る

ここのアングルがカッコよすぎて

メトロイドプライム3 コラプション」をようやくクリアできたので、簡潔にはなるが感想を残しておこう。
本作はプライム1から続くフェイゾンの物語にピリオドを打つ作品ということでまさに集大成の作りこみであり、プライムシリーズらしい遊びの洗練だけでなくWiiリモコンを活かした繊細な操作システムも非常に面白かった。

Wiiリモコンとヌンチャクをサムスの手に見立て、エネルギーセルをスロットに”差し込み”、”捻って”起動したり、金庫のような多重ロックを一段ずつ”傾けて”揃えたりするように、とにかくコントローラーとの親和性を徹底的に追求したギミックが印象的だった。今までは「Wiiなんて古い媒体のままだと履修がしんどいから移植してくれ」との気持ちがほとんどだったが、本作を遊んでその考えは覆った。プライム3の原体験を直移植で楽しむことは不可能だ。

もちろんスカイウォードソードの例があるので遊びをそのまま現代に持ってくることは当然可能であるが、やはり「狙って撃つ」「捻って引く」「振って引っ張る」などゲームよりもデバイスありきで作られている遊びが多いため、ただ最新機に持ち込んで動くようにする…これだけでは本作の面白さは垣間見ることすらできないだろうと感じた。

話は逸れるが、プライム4にサイラックスが登場するということの意味についてずっと考えていた。ハンターズでの登場から中々掘り下げの進まないキャラであった彼が何作もかけて伏線を張り、ここにきてメインキャラに抜擢されるとなると…プライム3よりも「バウンティハンター」にスポットした作品になる気がする。
ハンターズの面々の再登場も含めて”あの頃描き切れなかったこと”への再挑戦になるような気配を感じてきており、ひとりでにやる気を滾らせている。

ハンターズはまだ中古市場があるし、やっぱり4の前にちゃんと手を出しておかないと失礼だよな…

見た動画のかんそう

安心とワクワク

ウルトラマンアーク第二話「伝説は森の中に
三大特撮を追っている身ながら毎度の如く序盤に不安感を抱いてしまうのは非常に申し訳なく感じる…しかし第二話を見てそれも拭われつつある。やっぱりアークは順当に面白いかもしれない
大人と子供の両視点から正当性を主張しつつそこから歪み合うことない着地点に持っていくウルトラシリーズらしさ、アークの目指す明るい作風を示すコメディ描写など作品の楽しみ方を提示してくれたのが特に良かった。

前回はリアルカウントつきの素早いアクションが見どころであったこともあり今回からはいつも通りの穏やかさに戻るかと思っていたが、全くそんなことはない。まさかのアークとリオド両者の一人称視点のカットだ。
わざわざ両者の目の中に入り、明るく煌びやかなアーク、暗く澱むリオド両者の内面を描きながらシーンチェンジが入る独創的な演出は本作の主題である「想像力を解き放て!」を制作側からも響かせるようで、まさに今までにない想像力に満ちた作品になる期待を感じられた。

とりあえずサントラを出してほしいなと毎週思っている

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?