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オールドレンズのような存在でありたい

  今更言うまでも無いが、読んで字の如くオールドレンズは古いレンズだ。普通なら古いものは新しいものにとって代わられるのだが、オールドレンズというやつは今でも現役だ。例えば、1930年に発売されたライカレンズ”タンバール”は、今でも買い手がいるくらいだ。90年前のレンズにも関わらず。他にはズミルックス50mmの初期型は”貴婦人”という二つ名で、今でもライカオーナーに人気のレンズだ。こちらは1959年に発売されたレンズだ。ちなみに、これらレンズは、その希少さから今もじわじわと値段を上げている。ファンがこぞって買うからだ。

   筆者の人生も、こうありたいと思う。老いては子に従えという諺の意味も理解するが、そうとは言わずに生涯現役でありたいのだ。「あの人昔は凄かったんだよ」と言われるより、「あのジジイ、まだ現役なのか」と呆れられるくらいでちょうど良い。人が死ぬのは、寿命だけでは無い。誰にも必要とされなくなった時に、社会的に死ぬのである。筆者はオールドレンズという人生の先輩を見る度に、こうありたいものだ、と心の底から思う。

それでは、良き写活と良きnoteライフを。

日本にはチップ文化が無いのでサポートするって習慣は馴染まないけど、そんな中サポートしてくれる人は素敵だと思います😭