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#3 まっすぐでいい まっすぐがいい【正攻法/SUPER BEAVER】

・ふたつのニュース

4月8日。
2つの大きなニュースが飛び込んできた。

ひとつは、バンドのメジャーレーベルとの再契約


もうひとつは、ドラム・藤原“31才”広明の新型コロナウイルス感染報告だった。

どちらにも共通する感情は『ついにか…』というものだった。

・まっすぐではなかった道

いまでこそ、大型フェスに引っ張りだこでフロアをファンで埋め尽くすSUPER BEAVERだが、その道のりは決して順風満帆というものではなかった。

結成からほどなくして掴んだ最初のメジャー契約。

しかし、わずか2年ほどで契約を打ち切り、自主レーベルを設立。
一時はアルバイトをしながら全国を回る生活は、のちに渋谷龍太自身も『“山あり谷あり”で表せない』と言うほどに困難の連続であった。

それでも、稀代のソングライター・柳沢亮太の作る、愚直なまでにストレートで、時にこちらが気恥ずかしさすら感じるほどに正直な言葉が並ぶ“ジャパニーズ・ロック”は、徐々に邦楽ロックシーンに浸透。

2018年には、ついに日本武道館公演を成し遂げるほどに成長した。

そんな中届いた、今回の2つの報告。

「SUPER BEAVERにとって、波乱はまだまだ続くのか」と感じてしまった。

・揺るぎない信念

しかし、“都会のラクダ”は歩みを止めない。
これまでと変わらず、一歩一歩次の場所へと歩みを進めていくのである。

第六感 未来は
方程式じゃ解けないしさ
再放送のドラマより
一発勝負のドキュメント
正攻法でいい
まっすぐでいい まっすぐがいい
正直者はいつだって
馬鹿のその先を見ている
【正攻法/SUPER BEAVER】

まずは、藤原の全快を心から願うとともに、
再び彼らの戦いを、パフォーマンスを全身で楽しめる日々を見据えたい。

ライブハウスで彼らに再開する日のために、僕も正攻法で戦いたい。


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