置くだけでテレワーク中のサボりを防止できるあるモノ
コロナ禍となり、テレワークを実施する企業が一気に増えました。ワタシもそんな企業に従事するエンジニアの一人であります。
楽でいいな~とは思いつつ、現場で作業をしている時よりもサボりの時間が増えたと、日々痛感しております。
作業部屋から気が散るモノをなくしたり、iPhoneにスクリーンタイムを設定したりしたもののイマイチ効果が得られない中、1つ有効に働いた(ように感じた)ものがありましたんで、今回はそちらの紹介でございやす。
今回はお馴染み、ロバート・B・チャルディーニ著『影響力の武器 実践編』で紹介されていた方法を試してみた実体験から、記事を作っております。
作業机の上に置く監視の目
テレワーク中にサボってしまう最大の原因として、「周囲に人がいないから」が挙げられると思います。
社会科学者たちによると、人間は特定の集団や文化に属しているときは、社会的規範に従って行動するとのこと。まぁ体感的にもコレは正しいと言えるでしょう。
ではどうやって、部屋の中にその規範を作り出せばいいのでしょうか。社会科学者のアーサー・ビーマンらが行った研究による答えは「鏡を置く」です。
鏡の中の「望ましい自分」が人を導く
彼らがハロウィンを舞台に、お菓子を貰いに来た子ども達を対象に行った実験を見てみましょう。
実験者は家を訪ねてきた子どもに対し、「一人一つずつ取ってよい」と告げ、お菓子の入ったカゴがある部屋を後にしました。
その際に、ルールを守らず二つ以上のお菓子を取った子どもは全体の33.7%だったそうです。
次に、自分の姿が映るようにカゴの横に鏡を置き、同様の観察を行いました。すると泥棒の発生率はわずか8.9%まで下がったそうです。
まとめ
他にも多くの鏡と行動に関する実験が行われた結果、人は自分を鏡に映して見ると、より社会的に好ましい振る舞いをするようになる、ということが分かったようです。
他にもシンプルな目の絵を飾ることでも、同様の効果が得られるんだとか。
スペースも取りませんし、簡単に行える工夫かと思いますんで、是非一度お試しあれ。それでわっ!
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