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面接を受けるときに有利な順番

就活などの時期で面接のアポを取る時、皆さんは早めと遅めのどちらにしますか?

私が学生の時、早い方がやる気が伝わるかなーと思い、だいたいの面接を午前中に設定していました。

今回の記事はアリゾナ州立大学の心理学者ロバート・B・チャルディーニ著『影響力の武器 実践編』を参考に、面接が有利になる時間設定を紹介していきます。

中途半端な時間帯はNG

皆さんにも経験があるかと思いますが、何かのリストを覚えるときって、最初と最後は記憶に残りやすいですよね。これをそれぞれ「初頭効果」「親近効果」と呼びます。真ん中ぐらいは印象に残りにくいんですね。

また、記憶してから思い出すまでの時間が長い場合、親近効果よりも初頭効果の方が長く残り続けるということが研究によって分かっているようです。

面接を受けるのに有利な順番

では、面接を受ける際には一番最初がいいんでしょうか?コロンビア大学ビジネススクールの教授アダム・ガリンスキーが行った調査の答えではNOです。

実際にM-1でも、「トップバッターは不利」だなんて言われてますよね。研究者の見解によると、最初に高評価を与えると、後にもっと良いパフォーマンスがあった場合に点数に差をつけられない為、初めの方は辛口になってしまうんだそう。いわゆるアンカリング効果ってやつです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。もちろん集団面接など、こちらから順番を決められない場合や、個別面接でも採点の方法によっては有利に働かないこともあるかと思います。

もしある程度自由に日程などを組ませてもらえる場合は、今回の記事を参考に、後半で組んでみてはどうでしょうか。それでは!

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