肥満体型の人がカロリー制限なしで痩せる方法
ダイエットと言えばカロリー制限。ワタシも減量期にはパッチパチにカロリーを計算してPFCバランスを考えてと、面倒くさいことをします。
ですが、近年の科学ではカロリー制限しなくても痩せれんじゃね?という研究が次々と行われているわけです。
残念なことにその研究の対象になっているのはほとんど肥満体型の人なので、ボディビルの大会に出るような方々はやはりカロリーを厳格に制限しないといけないわけですが…。
というわけで今回はそんな肥満体型の人を対象に、カロリー制限なしでどうやって痩せるのかを解説していこうと思います~!もちろん普通体型の方も参考にできるかと思いますんで是非に!
今回の参考図書
鈴木祐著『パレオダイエットの教科書』
庵野拓将著『科学的に正しいダイエット』
加工食品をやめる
以前「痩せたいなら加工よく品を食うな!」という記事の中で、加工食品がいかに太るか、やめるとどのくらい痩せるのかを解説しております。
加工食品は脳の報酬系を刺激して摂食行動を促しますし、栄養価が低く、体内の炎症を誘発する恐れがありますんでやめましょうといった内容です。
お買い物の際には次を目安に購入を避けると良いでしょう
原材料の形がわからないもの
植物油脂、砂糖、人工甘味料、生成穀物、食品添加物が入ったもの
低脂肪に加工した食品
ファストフードなどは基本NGですね。ただどうしても時間がない!ってビジネスパーソンの方もいらっしゃるかと思うので、そんなときは「全体の食事量の2割まで」というルールを守っていただければと。
日々の運動量を増やす
いきなりウォーキングやランニング、ジムでの筋トレを始める方が多くいますが、とりあえずそれはやめましょう。あ、もう習慣になっててやらないと気持ち悪い!って方は是非そのままで。
今回の記事でオススメするのは「NEAT(ニート)」という考え方です。これは「非運動性活動熱産生(Non-Exercise Activity Thermogenesis)」の略になり、日常生活で消費されるカロリーの合計を意味しています。
運動不足の方はまず、このNEATの増量を目指しましょう。要するに「もっと日常的に身体動かそうぜ!」ということになります。よく言われる、エスカレーターではなく階段を使いましょう!的なことですね。
これが案外馬鹿にできず、マドリード工科大学が行った実験によれば、NEATを増やしただけで、週3のジム通いと同じだけの運動量になるというので驚きです。
日常生活ではできるだけ歩くことを心掛け、デスクワークが中心の人は30~60分おきに立って軽く足を動かすことを心掛けましょう。
良く寝る
今まで食べていた加工食品をやめたり、していなかった運動を増やしたりするのは初めは続きますが、たまに誘惑が襲ってくるものです。
そういったものに打ち勝つには意志力が必要ですよね。また、意志力は消耗品と言われていて、仕事で疲れた日などは枯渇していたりします。
寝不足が続いてしまうと、意志力が十分に回復せず、食の誘惑などにあっさり負けてしまいます。なので、睡眠は7時間はとるように心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか、結局は食・運動・睡眠の改善がすべてになりますね。この3つがちゃんとしている人に肥満体型の人はいませんので、当然と言えるでしょう。
全部一気に改善できるのがベストですが、続かないことには意味がありませんので、まずは自分のできる範囲から試していただければと。それではっ。
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