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~三流シェフを読んで~

昨日UPした記事が恐ろしい速度で読まれ、拡散され、感想までたくさんいただいております…。

リアルでの私はなかなかの共有下手で、伝え方の思い違いによりトラブルを起こしたり怒られたりすることも多々あります。

そのため今回も伝わり方の違いがないかヒヤヒヤしましたが、皆様にお伝えしたい通り受け取っていただき、励ましや応援のメッセージまてつけてくださることに感動致しました。

本当にありがとうございます。

頭を冷やせば自分自身に反省するべきこともあるのではと、ついてないコメントの中には教えていただいているものもあるかもしれません。
1つの事例として愚痴言って終わらせず、本業でも邁進していきたいと思います。

前回がモヤモヤ回になりましたので今回は少し爽やかな気分になっていただきたく思い、感想文回となります。よろしければご覧ください!

「三流シェフ」を読んだ(聞いた)

以前になかまこさんがこのようにポストしてくださっていました。

なかなかインプットの時間が取れない、というのは言い訳になりますがそろそろインプットしなきゃいけない、というかなにより本が読みたい!と思っていたところです。こちらから選んでみようと思いました。

その中でご紹介されていた本の中でこちらを選んだのは、他の本に比べて料理人が主軸の本というのが異質で気になったからです。

(今思えば青木真也選手の本も十分異質ですが、以前に読んだことがあるのと昔からの格闘技ファンで彼については知っていることが比較的多かったため、フィルターから溢れたのでしょう)

今回の本について調べてみたところどうやらオーディブルで聞ける。

これはありがたい!ということで早速聞くことにしてみました。

自伝本について思うこと

私が読んできた本が偏っていることかと思うのですが、私は自伝本のストーリー付けに関してこんな印象があります。

幼少期にめちゃくちゃ面白いこと、夢中になれることに出会う

それが仕事になり、独立するor成功する

独立or成功後の苦労話

現在

(あくまで個人の印象です。)

私はそういった本を読んで決意を新たにしようとした際に、毎回「そんな経験も何もない俺はどう再現したらええっちゅうんかえ!!?」と思っていました。

今回の本もそういった私のイメージする「自伝」に相当するかと思いました。ですので、少し聞き始めるまでに少し時間がかかりました。

なんでしょう、スティーブ・ジョブズがスピーチで言っていた「Connecting the dots」にも当てはまることかなと思います。

今回に関してもそのような内容が多いのかなと思っていましたが、違いました。

若い頃に夢中になることは確かにあったようです。ただ、そこに対してずっと楽しかったというよりは工夫と努力があり真似出来そうでした。

そして、聴きながら気になった内容の部分を都度メモしていましたが、かなりの量になりました。

料理人でもなんでもない私に当てはまること、学べることがとても多かったことのなによりの現れだと思います。

自分を磨いてすべてを賭ける

気を抜くと本のすべてをネタバレしてしまいそうです。

なので抜粋すると、三國氏は自分のすべてに腹をくくって出来る限りのことをやること、自分自身を高めることに全力を尽くされていました。

彼の入り口は決して「これしかない!」と思ってやっているわけではないと思います。事実、冒頭で「どうにもならない道はさっさと諦めるべき」という一文があります。

しかし、ものすごい洞察力と行動力で突破口を開きます。
生半可な夢なら気づかないであろう事象に目と思考を凝らし、ここぞという場面では速攻で入り込み自分自身の力を作り出してしまう。

彼の成功に際してどこがポイントになったかといえば、私にはこの部分ではないかと感じました。

仕事ってこういうことなのではないか。

一つだけ抜粋すると、第5章のセ・パ・ラフィネの内容が私にとって一番印象に残りました。

若き日の三國氏が、師事するシェフに言われた一言。
でもその答えは教えてもらえず謎かけになり、自問自答する日々。

今こうやって本業やコンテンツに取り組む私が、一番気にするべきなのはこの章の内容なのではないかと思いました。
また、もし私がこの本を誰かに勧めるとしたら、この章の三國氏と同じような悩みで苦しんでいる人に勧めるのではないかと思います。


完成したものは壊さなければ次の展開は無い

三國氏の人生は本の上では痛快ですべてが上手くいっているようにすら感じます。
ですが、一方で要所要所での不安や悩みは尽きなかったのではないか…とも思いますが、

「自分にできることを楽観的にやり続けるしかない」
「ギリギリで焦ったところで新しく何かが出来るわけではない。時には覚悟と開き直りが必要」

という一文もありました。

結局のところこの言葉が、三國氏の大部分を構成しているのではないでしょうか。だから、どれだけ成功されても、どれだけお歳をとられても、自分の人生を前に進められるのではないかと感じました。

最後に

私の大好きな歌に
「積み上げてきたもので勝負しても勝てねぇよ
積み上げてきたものと勝負しなきゃ勝てねぇよ」
という歌詞があります。

三國氏が行い続けてきたことでもあるのではないでしょうか。少なくとも私にはそう感じられました。

私自身についてもそうです。
日々成長するように心がけているのですが、不安になったり意味があるのか感じてしまったり。今でも普通にあります。

ですが私も、この本にあった通り楽観的に自分にできることをやり続け、勝負し続けていきたいと思います。

気になられた方はぜひお手に取っていただければと思います。


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