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冒険に出よう〜大量の調味料と高校生に寿司〜

先日会社帰りにスーパーに寄ったところ、私が並んだ行列の前の男の子が大量の調味料を購入するところでした。

察するに今年大学に入学したところ、というところでしょうか。もしくは以前まではコンビニや外食で済ませていたところを、一念発起して自炊を頑張ってみよう!と思ったのか。

いずれにせよすごく素晴らしいことだと思います。
人生は体験と経験の連続です。成功にしろ失敗にしろ「自炊をしようとたくさんの調味料を集めてみた」という経験は必ずプラスに働くはずです。
本人がどういう風に感じるにしろ。

今回はだいぶ変化球になりますが、私と同じように変わった視点で誰かが応援してくれる、助けてくれると考えた話です。

もう誰かが引き上げてくれるような年齢ではない。

私は焦っていました。今の業務で毎日忙しくしているにしろ結果につながらない。残業時間だけが増えていく。
そういった毎日の中で今以上にステップアップする方法がわからずにとにかく焦っていました。


フランケンさんもこんな内容を上げてくれていますが、私も概ね同意です。
人はそう簡単には成長などできません。ましてや同じ環境内では。

特にある程度キャリアを重ねた社員などなおさらです。
私は誰に教えを仰げるわけでもありません。持っている武器で戦い続けるのにも限界があります。
しかし諦めるわけにもいかず、ガムシャラに毎日を過ごしていました。

「明日、30分空けといて」

ある日、私はその日の営業成果が空振りに終わり、身体も心も疲れ果てて会社に帰ってきたところでした。

その日の訪問や商談のまとめ作業、翌日以降の訪問の資料作成などは基本的に会社に帰ってきた後に行っています。

今日も帰りは日付が変わった後かな…そんな風に考えていたところ、私の雲の上にいるかのような存在。支店長が直接声をかけてきました。

「明日、今ぶつかっている壁と方向性を明確にしよう。30分空けといて。」

注釈が遅れましたが、私の所属する会社では基本的にチーム単位で営業マンが配属されており、基本困っていることや壁打ちなどはチームリーダーが行います。

そこにつけて支店長が私に声をかけるなどとは基本的にありません。
数字に関しては支店の数字を管理する以上確認と理解しておかなければいけないのは承知しています。ですが直接スタッフの元まで降りてきて直接アドバイスをしてくれるという状況に驚き、また大変感謝しました。

その上司は私が社内で何にぶつかっているか、何の武器を増やさなければいけないかを素早く・的確に捉えてくれていたのです。

もちろん「こいつが売り上げを上げれば支店が楽に予算達成できる」という思いはあったでしょうが、いずれにせよ時間を作って私に武器を与えてくれました。

武器を与えてもらった私はその武器をひっさげ、時にはそれを使った新しい技を磨いてさらに強力な技を使えるようになったがごとく提案が刺さるようになり、結果を残すことが出来ました。

まとめ


どこの誰が見てくれてるか応援してくれるかわからないので全力を尽くしてみませんか!ということです。

あなたもきっと何かを頑張っていることかと思います。そんなあなたを応援してくれる人は思いがけぬところにいてくれるはずだと信じています。

そんな風なことを思いながら某ファストフード店で行列に並ぶ高校生の集団を見かけました。持っているカバンや恰好をみるに、部活帰りでしょうか。

私も今は運動している身なので、彼らがどんなものを食べて運動しているかということに少し気になりました。せっかくだからいいものを食べてエネルギーにし、自分の力にしてもらいたい。ファストフードでは力になりにくいのではないか。

なんとなく、本当になんとなく近くに100円寿司チェーン店があったので、何千円か握らせてお腹いっぱい食べに行ってくれないか。と思いましたが、それは彼らの青春の1ページを邪魔してしまうのではないか?とふと思いすぐに辞めました。

ていうかそんなもんガチの不審者です。捕まる前に踏みとどまれてよかった。どうか通報しないでください。


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