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ゆれうごくわたし、固定された世界

人は
こころも
考え方も
ほんとうによくゆれうごく

ある人が書いていた言葉に感動して
出会ってみたら、全く逆のことを言っていたり

本音と建前とか
裏と表とか
そういうこともあるのかもしれないけれど

そういうことを抜きにしても
真面目に、誠実に生きているつもりでも
こころも
考え方も
ゆれてしまう

それは
良くないことのように思ってしまいがちだけれど
人間の肉体を構成する物質は
日々、瞬間、絶え間なく
入れ替わっているのだから

その入れ替わり続ける物質から構成された脳で生み出す
こころも
考え方も
どんどん変わっていくのは、むしろ自然なことなのだろう

だけどわたしは
わたしに
人に
一貫性を
変化しないことを
求める

固定された世界
言ったことは守るということ
変わったのなら、訂正するということ
それをシンプルに守るべきなのが、仕事の世界

では、人間関係の世界では?
常に変わり続ける相手と自分という
人間同士が築いていく関係もまた
常に変わり続けるなら
どうやって「たしかめ」たらいいのだろう

たしからしさ、がなければ
人はまた不安になってしまう
でも不安を払拭するために固定化してしまったら
変わり続けるものとのズレが生まれていく

変わるものと変わらないもの
ありきたりな言葉になってしまうけれど
両方ある

人と人との関係性は
向かおうとする先が
変わらないのなら
その時々でカタチがどんどん変わっても
何かが変わらずにつながって
続いていくのだろう
きっと

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