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マイゴ、すごいいいよ

まさかこんなにハマるとは…ライブ観に行きたくなるほど深くハマるなんて思いもしませんでした。
スマホアプリのガールズバンドパーティにてストーリーはひと通り体験済み。ですがアニメは初見。軽い気持ちで見始めると予想外にヘビーな幕開け。
張られた伏線からもこれまた暗雲が漂う。
初日は連続放送だったので、一気に第3話「CRYCHIC」 。
観終わった時には燈の歌声の虜に。そしてその行く末を見届けずにはいられなくなっていました。
さらに…エンディングテーマ「栞」。
脆くて軟い思春期の子たちに向けて、哀しみの底に沈んだ燈自身に向けて、「がんばれ」ではなくて「無理しなくていいんだよ」と、苦しそうに、けれども優しくうたいかける声。
3話以降エンディングでは毎週涙目。囁くように、叫ぶように語りかけるその歌声が、耳に、そして心に深くしみ込んでいきました。
透明感がありながら、薄く霞がかったかのような、一度聴いたら忘れられない不思議な歌声。そしてなんといってもその表現力。
燈を演じるというよりもむしろ羊宮さん自身の叫びにすら聴こえます。
それを強く感じたのは、シリーズ前半のクライマックスとも言える第7話のライブシーン。
うつむいたままモソモソと「碧天伴走」の歌詞をつぶやく燈。が、観客席の祥子に喝を入れられた瞬間、堰を切ったように歌声があふれ出す。
歌い終え、思いを語り始めた燈。その気持ちに寄り添うようにギターを奏で始める楽奈。言葉はやがて心の叫びに変わり、感情が最高潮に達した瞬間、ギターの旋律は聴き覚えのあるメロディーに。流れるように「春日影」を歌いはじめる燈…
鳥肌が立ちました、このシーン。
この時の感動は言葉になりません。
観客の子が言った「すごいいいよ」という一言がすべて言い表していると思います。
ほんとにすごいよかったです…

それからは、ご存知のとおり、5人バラバラになって、伝説の第10話へと。

独りぼっちだったことばが
ひとつ、またひとつ音を取り戻して
五つになった瞬間に
うたに変わってこころをつないだ。

「詩超絆」。
最っっっ高でした。興っっっ奮しました。アニメなのにフィクションなのに、このライブ感、この生々しさ。
ハンマーを弦に叩きつけるように荒ぶるそよのベース。
ありのままに心のままに、思いのたけを叫ぶ燈。
ほとばしる言葉と4人の演奏が螺旋を描くように高みへと上り詰めたとき、詞はうたとなって走り出す。
極めつけは歌い終えた燈へ、4人からのアンサー「ダッ、ダッ、ダッ、ダダダダッ」

なんたるカタルシス。何度聴いても心が震え、心臓は高鳴る。
こんなすごいものが観られるなんて!
キャスト、スタッフの皆さまに感謝!
名演をありがとう!

(ガルパでも1週間「詩超絆」ばっかりプレイしてました。FULLバージョン実装の際は劇中の燈独唱ver.も追加お願いします!是非是非ぜひぜひ!)

ぶつかり合い、心の裏をさらけ出し、互いの弱さを知る。
もとから友だちなんかじゃない、むしろマイナスから始まった関係。失う物など何も無い。
傷つけて傷ついて、その分だけ優しくなっていく。
迷路の中でたどりついた、本当の自分で居られる場所。
今や最強の絆で結ばれた迷子たち。
狼煙はあがった。さあ進もう!


【追記】 12話観ました。毎週ドキドキしてましたが、今回は初めてワクワクしながら待ってました。
「迷星叫」 これかー!確かにこれがMyGO!!!!!のテーマ曲だもんなー悔しい!この場で初めてこの曲聴いてたら感動100万倍だったろーに!!知ってて損したー!
と思ってたら燈独白〜楽奈INの必殺技からの…また新曲キター!!!!!
「迷路日々」 みんな最高の顔で演奏してる。そして燈が前を向いて歌っている。4人に背中を向けてても、もう不安じゃない。
ついにアニメとリアルバンドがシンクロし、MyGO!!!!!の物語第一章が今始まった。




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